マルク・マルケス『身体の回復ぶりは満足、マシン評価はポルティマオテストが終わってから』2023セパンテスト

『マルケス：身体の回復ぶりは満足、マシン評価はポルティマオテストが終わってから』

★2月10〜12日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われている。

★初日の10日、マルク・マルケス（ホンダファクトリー）は12位（+0.954）だった。
ピットボックス内には4台のマシンが用意されていたが、マルケス本人としてはマシンより自身の回復具合の方が満足度が高かった模様。

★マルケス選手のコメント。

【2023年版ホンダ機については？】
「他のメーカー機とのギャップを埋めるには、まだまだ作業が山積みなんで。4台用意されてたんですが、皆、似たりよったりで…2022年版も1台ありました。
まずは昨年のヴァレンシアテストの時のようなセッティングから始め、いくつかの点に手を入れてみました。
まぁ、今日は良い感じでしたよ…去年より身体がかなり回復してたんで。」

【マシンの走り心地はどうだった？】
「ヴァレンシアテストの時のフィーリングと似たようなものでした。明日はもっと手を入れてみて…ポルティマオでは新しい物が投入されるんで、前進していくでしょ。
トップ陣に近づいていけるよう、改善していかないと。焦点を当てるべきは問題点を探り出すこと、そして明日に向けて、然るべき方向性を模索することでしょうね。」

【これまでのマシンとどう違うの？】
「分かりません…分かっていても、皆さんには言いませんけどね。
ホンダ内では作業を進めてくれているし、いくつか新案も出ていて…新スタッフも何名かいるし。トップ陣に追いつくべく、一歩づつ進んでいかないと。」

【（スズキから移籍してきた）ケン・カワウチ氏については？】
「新しいアイデアをもたらしてくれることを期待してるんですよ…現在、うちがどの辺りにいるかが分かるようにね。
僕のフィーリングを上げるには何が必要なのか…つまりは解決案なんですけどね。僕は自分のコメントを出していくから、あとはチームが策を見つけてくれないと。」

【2020年の負傷前のマルク・マルケスと比べると、今はどれぐらい回復してるの？】
「今日一番の収穫は、僕の身体のコンディションなんですよね。調子良いんですよ。でも、過去の自分と比較する気はありません。
でも、とにかく調子は良いですよ。上手く操縦できてたし、『これ以上は無理…』と言うような点はなかったし。こう言う状態を目指して、この冬はトレーニングに励んできたんだから。
なかなか良い仕上がりですね。」

【2023年版ホンダ機は勝てるマシンになると思う？】
「ポルティマオテスト（3/11〜12）が終わったら、お答えしますよ。試さなければならない物が山積みだし、アイデアは豊富にあるんで。ピットボックス内での作業をけっこう頑張らないと。
特性はだいたい以前のままで…こんな短期間でギャップが埋められるわけはないですからね。
とにかくポルティマオテストが終わったら、最終的な評価を出しますよ。」

（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）

2022年の年収はマルケスが1番って話は、『無料note』でどうぞ！