『ペドロサ:スプリントレースはマルケスやマルティンのような爆走タイプ向き』
★KTMのダニ・ペドロサ(37才、テストライダー)が、先日、『DAZN』のインタビューで次のように話した。
【セパンテストはどうだった?】
「見たところ、ドゥカティ機が好調みたいですね。あと、アプリリア機も。アプリリアの方はドゥカティより若干落ちるようだけど、でも、かなり迫ってはいますよ。
うちも、あの辺りにいれるかどうか…。うちはチーム内にちょっと変革を加え、今はそれに慣れてるところだから。技術陣も何名か新たに入ってきて、彼らのおかげで新しい案も出てきてるんです。
あと、ジャック・ミラーもいますからね…今、マシンに慣れてるところで。そして、ビンダーは新たな案が自分のライディングスタイルに合うかどうか、試行錯誤している最中なんです。
2人とも他の案も試してみて、一歩前進できるかどうか模索してますよ。」
【セパンテストでKTM勢のタイム順位はいまいちだったが…】
「ヤマハもすっきり安心って感じではなかったですよね。とにかく、まだテストはあるんで。
開幕戦はあまりミスの出来ないトラックで(※ポルティマオ)、あそこの場合、すべてはマシンで決まるって感じではないんですよね。けっこう選手の力量も影響してくるから。
首位から20位まで0.8〜0.9秒の差があったけど、でも、1周走るのと10〜20周走るのはわけが違うんでね。
もちろん、1周タイムでは選手が自分のノウハウを駆使し、他の選手と競り合いながら自分のマシンで出せるベストタイムに迫っていくわけで…まぁ、実際にやるのは、そう簡単な話じゃないし、しかも、マシンの走り心地がイマイチだと、それほど楽ではないわけで…。とにかく、(たとえ1周タイムが速くても)20周回ずっと維持できるかどうかは分かりませんから。」
【今年からスプリントレースが導入されるが…】
「爆走タイプの選手向きなんじゃないんですか…例えば、マルク・マルケスとかホルヘ・マルティンなんかね。
一方、持久走タイプはけっこう慣れるのに苦労しそうですよね。爆走タイプになれるようなトレーニングに慣れていかないとね。」
(参照サイト:『Gpone)
スプリントレースまとめについては、note『スプリントレース賛否両論、批判続出!!』でどうぞ!
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いま思えばペドロサをテストライダーに迎えなかった事がホンダの迷走に繋がってるかもしれない。