『パルマ:ルーカが子供の頃、プロレーサーにならないで欲しいと思っていた』
★4月16日(日)、アメリカズGP モトGPクラスの決勝戦でルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、ロッシ異父弟)が2位だった。同クラス決勝戦での初表彰台である。
★アルゼンチンGPのスプリントでも3位だった。
★マリーニ選手の母ステファニア・パルマさんが、『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで次のように話した。
【今回はマリーニ選手の初表彰台となり…】
「私は1つだけ後悔していることがあって…ルーカが幼い頃、ちょっと思い留まらせるようなことをしてしまったんですよ。
ルーカは常に(二輪レースに)夢中になっていて、(プロになろうと言う気持ちに)まったく迷いがなかったものですから。」
(※ステファニアさんはマリーニ選手の父親と同じように、医者になって欲しいと思っていた。)
【兄であるロッシ元選手に対しては、そう言うことはしなかったの?】
「20年の開きがありますからねぇ。ヴァレンティーノの時は私も若かったので、それほど動揺しなかったんですよ。
でも、あの頃よりも心配性になってしまって…。」
【今回は婚約者のマルタ・ヴィチェンツィ嬢が表彰台の下で、ビデオ通話で様子を伝えていたそうで…】
「本当は私もオースティンに行きたかったんですけど…次のヘレスには行こうと思ってるんですけどね。」
【マリーニ選手は今夏、マルタ嬢との結婚が決まっているが…】
「そう言うのも、成長の証なんですよねぇ。」
【VR46チームはベッツェッキ選手も活躍しており、ロッシ元選手には実業家としての才能もあるのでは…】
「『実業家』は言い過ぎでしょ…どちらかと言うと、『マエストロ』と言った感じですかねぇ…ここまでやり遂げてきたのは、とにかく夢中になるタイプだからでしょう。」
【異父弟であるマリーニ選手を自身のチームに入れることに、躊躇などはあったの?】
「(マリーニの力を)常に信じていたようですよ。好結果を出せないかも…とは全く思っていなかったようなので。
強いて言うなら、ルーカが幼かった頃、ヴァレンティーノは自分のキャリアの方に気を取られていたので…ミニモトに連れて行ったりはしていなかったと言うことでしょうかね。
でも、常にアドバイスはしていたし、ルーカのレースのことも気にかけて、観てはいましたけどね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
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