『マルティン転倒、弟マルケスに謝罪、和解』
★4月16日(日)、アメリカズGP モトGPクラスの決勝戦で、ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)がアレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)を巻き込んで転倒し、両選手ともリタイアした。
★転倒事故は第1ラップの第3コーナーで発生し、バリアに衝突する前、まだ走っている2台のマシンにアレックス選手の片足が引っかかってしまったが、さいわい、深刻なケガはなかった。
★マルティン選手はインフルエンザに罹患しており、抗生物質を投与されていた。
なお、予選12位、スプリント3位だった。現在、総合11位。
★アレックス選手は決勝レースで、上位争いが可能なリズムを出していた。
なお、予選4位、スプリントは転倒リタイアした(※体調不調でヘルメットの中で嘔吐しながら走行していた)。現在、総合8位。
★アレックス選手のコメント。
「ポイントを獲得できなかったんで、ムカついてます。でも、奇妙なもので…今回はベストなパフォーマンスで0ポイントなんですからねぇ。ポルティマオやアルゼンチンではそれほど好調ではなかったのに、ポイントをたっぷり獲得できて…。レースって、こう言うものなんですよねぇ。」
【マルティン選手に対して、腹が立つ?】
「僕だって、いつ同じようなことをしてしまうか分かりませんから。この件については決着済みだと思ってます。」
(※レース後、マルティン選手がアレックス選手のところへ謝罪に行ってます。)
マルティン選手のコメント。
「アレイシ(エスパルガロ)が第2コーナーで膨らみ、僕はアウト側にいたんで…大幅にアウト側に寄ってしまったんです。
第3コーナーで走行ラインを変えた途端、フロントが流れてしまいました。多分、ラインから外れてたんでしょうね…でも、もうどうにもできなかったんです。」
【バニャイア選手のスリップ転倒と似ていたようだが…】
「第1ラップだったから、多分、タイヤがまだ仕上がってなかったのでしょう。とは言え、こう言う奇妙な転倒になってしまい…もちろん、アレックスには申し訳ないと思ってます。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
結局、グレジーニチームが優秀なのか?って話は、note『2023 アルゼンチンGPまとめ』でどうぞ!