『2023スペインGP モトGP スプリントリザルト&トピックス』
★4月29日(土)、スペインGP モトGPクラスのスプリント(短縮レース)が行われた。
★スタート直後、多重クラッシュが発生し(※モルビデッリ、弟マルケス、ベッツェッキ、A.フェルナンデス。全員負傷なし)、レッドフラッグでレース中断となった。ベッツェッキ選手のマシンがコース上で炎上したため、1周回短縮してレースが再開された。
★今回もほぼ全選手がギリギリの走りをし、アッと言う間にコントロールを失って転倒していた。
★ここまでのスプリント4戦でブラッド・ビンダーが2勝、フランチェスコ・バニャイアが2勝している。
★KTM
首位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。グリッド4位から追い上げ。
チームメイトのジャック・ミラーは3位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。第3ラップから首位を固持したものの第10ラップでビンダー選手に抜かれ、最終ラップの第6コーナーで凡ミスをしてバニャイア選手に抜かれた。
テストライダーのダニ・ペドロサは6位。本番レースは約1年半ぶり。第8ラップでは5位のオリヴェイラ選手を抜こうと試みたが叶わなかった。
17位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのジョナス・フォルガーは19位(テストライダー)。最下位。ポル・エスパルガロ代役。
★ドゥカティ
2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。総合首位にポイント差まで縮めた。FP3まで問題を抱えて苦戦していたが、予選では2列目を確保できた。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは骨折した右肩甲骨の痛みがひどく、棄権。
4位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。序盤は速く、表彰台を獲得できそうな勢いだった。
チームメイトのヨハン・ザルコは8位。
9位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは10位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
11位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのアレックス・マルケスはレッドフラッグ後に再スタートをし、早々に転倒リタイア。
★アプリリア
5位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは14位(2022年はKTMテック3所属)。
7位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。またもや劣悪スタート。レース後半は最速選手だった…。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは転倒リタイア。PPスタートから第6ラップの第9コーナーで5位走行中にスリップ転倒。
★ヤマハ
12位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。日本メーカー勢トップ。1回目スタートではグリッド16位から8位まで一気に浮上した。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは16位(VR46ライダーズアカデミー)。
※本来はヤマハ機向けのトラックである。
★ホンダ
13位アレックス・リンス(ホンダLCR、2022年はスズキファクトリー所属)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは転倒リタイア。
15位ステファン・ブラドル(ホンダファクトリー、テストライダー)。
正規選手のジョアン・ミールは転倒リタイア。
チームメイトのイケル・レクオナは18位。マルク・マルケス代役。
『2023 スペインGP モトGP スプリントリザルト』
『2023 スペインGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
スプリント向き、そうではないライダーとの差が出てきた感じかな
まぁビニャーレス酷いわ、スタートが上手くいっても早々にライン外して遅れるとかメンタル要素が強そう
ペドロサはオリヴェイラは抜けたけど無理目なバトルを避けたように見えた
テストライダーが長くなると難しいのかもね
ペドロサがテスト用と本番用でタイヤが違いすぎるとコメントしてますね。体重の軽いペドロサでも感じるからよっぽどなんですね。KTMはタイヤの消耗激しいからスプリント向きだけどアプリリアは逆みたいにアレイシもいってますね