『エスパルガロ:不調の時に愚痴ってしまうと、一日中、愚痴り続けてしまう』
★5月14日(日)、フランスGP モトGPクラス決勝戦でアレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー、33才)が5位だった。
★予選11位で、スプリント8位だった。
日曜レースでは好スタートを切れず、第1ラップ終盤は14位まで下がってしまい、徐々に追い上げて行ったが、アウグスト・フェルナンデスとの4位争いに敗れた。
★現在、総合11位である(※首位バニャイアと52ポイント差)。
★エスパルガロ選手のコメント。
【日曜レースについては?】
「5位なら喜んでも良いでしょうね…ここまでの序盤戦ではリザルトにムラがあったんで、今回は満足しています。
今回は予選が酷かったけど、(日曜レースでは)速い走りができていたし、オーバーテイクもかなり成功してたんで。」
【昨シーズンは、最初からずっとタイトル争いをしていたが…】
「(不調は)序盤だけだと良いんですけどね。どんどんトップ陣に迫って行ってるし、ポイントも取れるようになってきてるんですから。
この調子で、夏休み前には総合5位以内に入ってれば良いんですが…。」
【今シーズンはドゥカティ勢が絶好調だが…】
「ドゥカティ機とのギャップは、それほど大きくないんですよ。レース本番でもう少し良い結果を出せるようになるべきなんですが…とにかく、アプリリア機自体は本当に良いマシンなんです。
あとは僕らが、ドゥカティ機にそれほど引き離されているわけじゃないってとこを証明するだけなんですよね。」
【日曜レースについて、具体的に話してくれる?】
「序盤ラップであまりにも後方に下がってしまい…ミールやディ・ジャンナントニオの後ろで、16位にまでなってしまったんですよ。
リズムは良かったんで、その後、追い上げて行けたんですけどね。最後は(2位の)マルティンと、たった2秒ぐらいの差だったんだから。
実際、ペースは本当に良かったんですよ…ただ、後方スタートの影響は大きいから。まぁ、僕のせいなんですけどね。」
【かなり長い間、フェルナンデス選手の後ろにいたが…】
「抜きようがなかったですね…(フェルナンデスは)かなり速い走りをしてたんで。あの辺で表彰台争いのチャンスを逃してしまったんです。」
【今後に向けては?】
「思ってることを口にするのは自由だと思うけど、でも、こう言う時に愚痴ってしまうと、一日中、グチグチと言い続けてしまうじゃないですか。批判しだすと、毎日、ネチネチと言ってしまうしね。
どちらも間違いだと思うんですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
アプリリア苦戦はファクトリー両選手にも責任ありって話は、note『2023 スペインGPまとめ』でどうぞ!
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