アウグスト・フェルナンデス、KTMと契約更改『ペドロサが助けになってくれた！』

『フェルナンデス：ペドロサが助けになってくれた！』

★KTMが2024年に向け、アウグスト・フェルナンデス（25才、2022年モト2総合優勝）と契約更改したことを公表した。

★フェルナンデス選手は2023年にGASGASテック3チームからモトGP昇格し、現在、総合14位に就いている（首位と152ポイント差）。なお、レース最高リザルトは4位（フランスGP決勝戦）。

★先日、フェルナンデス選手がスペイン『DAZN』のインタビューで、次のように話した。

【ルーキー選手としては、手本となるはずのチームメイト（ポル・エスパルガロ）が長く欠場しているが…】
「僕にとって大きな助けとなってくれたのは、ダニ（ペドロサ）が一緒に走ってくれてた時なんですよ…セパンテストやヘレスGPの時ですね。
ダニの操縦は本当に正確で、テレメータのデータを見ると超速だってことが分かるんです。ヘレスGPの時なんか、ファクトリー選手と同じぐらい…もしくは、それ以上に速かったじゃないですか。」

【ペドロサテストライダーのテレメータは、どんな感じなの？】
「とにかく、変わったところがなくて分かりやすいんですよ。
例えば、ブラッド・ビンダー（KTMファクトリー）のデータだと、あるコーナーで自分より速かったとしても理由がまったく分からないんです。」

★KTMは2024年にペドロ・アコスタをモトGP昇格させるため、当初はフェルナンデス選手を放出し、その後任に据えるものと思われていた。
なお、8月のブリティッシュGPで復帰するポル・エスパルガロは2024年末まで契約済みだが、リザルト次第ではテストライダー降格となる可能性がある。

★KTMは現在参戦している4選手全員が2024年も継続となった場合に備え、他メーカーのプライベートチームを勧誘してアコスタ選手のシート確保に奔走している。

（参照サイト：『Motosprint』）
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）

KTM機は速いが、使える選手が1人しかいない………って話は、note『2023 オランダGPまとめ』でどうぞ！