ドゥカティ『ザルコは…確かに度胸がある』パオロ・チャバッティ

『チャバッティ：ザルコは…確かに度胸がある』

★8月18〜20日のオーストリアGPが終了し、現在のドゥカティ勢の総合順位は以下のとおり。

首位バニャイア（ファクトリー）
2位マルティン（プラマック）
3位ベッツェッキ（VR46）
5位ザルコ（プラマック）
6位マリーニ（VR46）
9位マルケス弟（グレジーニ）
16位ディ・ジャンナントニオ（グレジーニ）
18位バスティアニーニ（ファクトリー）

★2024年に向け、ザルコ選手のホンダLCR移籍が決まったため、現在、後任としてプラマック入りする選手について取り沙汰されている。

★先日、ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏（スポーツディレクター）が次のように話した。

【ベッツェッキ選手を確保する代わりに、ヨハン・ザルコが離脱してしまうが…想定外だった？】
「各選手、それぞれ目標を持って判断していくわけで…うちはヨハンに対し、モトGPにもう1年参戦し、2025年からSBK参戦する2年契約を提示していたんですよ…バウティスタ後任ってことでね。バウティスタの方は、やはり、来年は引退を決めるでしょうから。
うちにとって、SBKは重要ですからね…ハイレベルのチームとマシンが揃っていると思うし、ザルコのライディングスタイルならば、かなり上手く適応できるでしょう。
このまま組んでいければ素晴らしいと思ったんですけどね…まずはモトGPで初優勝を、その後はSBKでタイトル獲得を目指していければ…とね。
ところが、ヨハン本人としてはモトGPに長く参戦することが希望だったようで…結局、ホンダからの2年+1年延長オプション契約が効いたわけです。
本人の選択を、とやかく言うことはできませんからね。とは言え、まぁ、確かに度胸があるとは言えるでしょうね。
このままドゥカティと組んで、SBKの2年契約を交わし、可能な限りタイトルを何度も狙っていこうって話なんだから、選手にとってはかなりそそられるはずなんだが…まぁ、これ以上は口を慎みますよ。」

（参照サイト：『Motosprint』）
（Photo：Instagram）

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