『ヴィニャーレス:ペッコが完璧で、抜くチャンスさえなかった』
★9月2日、カタルーニャGPのモトGPクラスでマーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)が、予選4位、スプリント3位だった。
★ヴィニャーレス選手のコメント。
【今回もチームメイトに負かされてしまったが…】
「でも、満足してます。すごく良いレースができたんで。
ホルヘ・マルティン相手にかなりのリスクを負って頑張ったんで(※マルティン選手が第3ラップ第1コーナーで大きく膨らみ、衝突しそうになった)、バニャイアやエスパルガロには大きく引き離されてしまいましたけどね。
でも、追いつこうとプッシュして…多分、それでフロントタイヤにストレスをかけすぎてしまったんです。リアが保たないかと心配してたのに、そっちは大丈夫で…グリップがありました。
ところが、フロントがタレてしまい…明日に向けて、ちょっと改善しなければならないです。
最終ラップはオーバーテイク地点を探したんだけど、可能性は完全に0でした。
いずれにせよ、ここまでの出来具合には大満足です…今回は戦闘力が高く、アプリリア2選手が表彰台に上がったのだから、本当に大満足ですよ。」
【バニャイア選手のことは、まったく抜けそうになかったの?】
「無理でした。ペッコ(バニャイア)は最終ラップで完璧な走りをしてたんです…挑むことさえできませんでした。
あまりにも大きなリスクだったので、無意味だったんです。まぁ、これはスプリントであり、決勝ではないんですから。」
【第11コーナーでは接触ギリギリだったが…】
「そうですね。挑んでみようと横に付いてはみたんですが、僕の方が遅れてたんで…。」
【今日はスタートが完璧だったが…】
「僕のベストスタートになりました。皆、作業を続け、ミスから学んでいくものでしょ…僕とアレイシは頑張ってプッシュし、エンジニア陣は作業してるんです。
やっぱり、ああ言うスタートが切れると良いもんですよね。」
【エスパルガロ選手は『僕のキャリアで最高のマシンだ』と言っているが…貴方のライディングスタイルにも合っているの?】
「最初の頃は難しかったです…僕とアレイシのスタイルは全然違うんで。僕はマシンから、かなり身を乗り出す方ですからね。
アレイシに学ばなければならず、あと、自分でもスタイルを合わせていくようにしました。とにかく、うちは成長している最中ですから。」
【レースの鍵は?】
「タイヤ温存ですね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
ヴィニャーレスのスタート下手は本人のせいだけではない?って話は、note『2023 オーストリアGPまとめ』でどうぞ!
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とっても良い写真!