MotoGP

アレイシ・エスパルガロ『ドゥカティ機ばかり話題にされるが、凄いのはペッコなんだ!』2023 カタルーニャGP

『エスパルガロ:ドゥカティ機ばかり話題にされるが、凄いのはペッコなんだ!』

★9月2日、カタルーニャGPのモトGPクラスでアレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)が、予選2位、スプリントで優勝した。

★2022年アルゼンチンGP決勝ではアプリリアに初レース優勝をもたらした。
今回は初スプリント優勝をもたらし、しかも、カタルーニャGPと言えば、昨年は周回数を間違えて減速し、表彰台を逃しているため、みごとに雪辱を果たした。

★エスパルガロ選手がイタリア衛星放送『Sky』のインタビューで、次のように話した。

【あのバニャイア選手を負かし、みごとな勝利だったが…】
「ドゥカティ機のことばかり話題にされていて…ライバルとは言え、はっきり言うけど…今日はペッコ・バニャイアだけだったじゃないですか!他のドゥカティ選手はどこに行ってしまったんですかね…。
(バニャイアは)序盤は39.5秒台で周回し…僕なんか、『えぇぇ〜どんな走りなんだよ…あんな走り、うちにはできないって』と思ってました。
ペッコは超ハイレベルな走りをしてるんですよ…今日はPPも取ってたじゃないですか。結局、選手の力の方が大きいってことなんですよね。
本当に凄かった…僕はPPが取れずにムカついてたけど、ペッコが取って良かったと思ってます。」

【アプリリア機については?】
「やはり、今回のようなトラックだと、うちのトラクションが活きてくるんですよね。
でも、ドゥカティ機はハードブレーキングが凄いから、うちも改善していかないとなりません。ただ、こう言うトラックなら、うちがベストマシンでしょうね。」

【今の心境は?】
「なんて説明すればいいものか…僕はPPが取れなかったんで、ちょっとムカついていたんですよ。とは言え、落ち着いてはいたんです…強い走りができることは分かってたんで。
今日の優勝は故ロベルト・コラニンノ代表(※ピアッジョグループ最高経営責任者)に捧げます…。
今日はこのマシンに乗ってることが自慢でした…世界チャンピオンを取った選手とマシンを負かしたんですから。」

【明日の決勝戦に向けては?】
「ミディアムタイヤとソフトに大きな差を感じないんで、まぁ、明日はどうするか…フロントにけっこう無理をかけて走ってたんで、終盤ラップは暴れてたんですよ。明日はずっと39.5秒台で走ることはできないでしょうね。
今日は勝てるって思えてたけど、序盤2周はちょっとザワッとしてしまって。その後、ペッコがプッシュし始めたんですが、自分の方が速いって思ってました。」

【息子さんが懸命に応援していたが…】
「そうなんですが…単純に僕のことを応援してるだけなんですよ。オートバイは好きじゃないみたいなんで…スクーターも嫌だって言うんです。『乗ってみたいか?』って聞いても、『嫌だ!』って。
父親のことを憧れているようなんだけど、オートバイに乗ってみたいとは思わないようで…まぁ、良いことなんでしょうね。」

【ウォームアップラップでは小雨が降っていたが…】
「スプリントはリスクがどれだけあるか分かってるんで、雨粒に気づいた時は嫌でしたねぇ。
まぁ、自分のペースが良いことは分かってましたけどね。明日に向けても、大丈夫ですよ。」

【スタートに関しては?】
「ヘレスでは順位を落としてしまい…それでスタートやクラッチに力を入れたところ、ちょっと改善したんですよ。
今日のマーヴェリックのスタートなんか、これまでで一番良かったと思いますね…ミサイルみたいだったでしょ。
うちは前進し続けてますから。アプリリアに何かリクエストを出せば、きちんと応えてもらえるんだから…素晴らしいですよね。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

ヴィニャーレスのスタート下手は本人のせいだけではない?って話は、note『2023 オーストリアGPまとめ』でどうぞ!

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POSTED COMMENT

  1. うに より:

    「オートバイに乗ってみたいとは思わないようで…」
    ポルの大けがとか、今回のバニャイアのクラッシュもだけど、
    もう色々分かる年齢だから、お父さんを応援したいけど、
    凄く怖い部分もあるんだろうな。

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