マルケス『なぜ僕やミル、クアルタラロが速かったのか？』2023 インドGP

『マルケス：なぜ僕やミール、クアルタラローが速かったのか？』

★9月22日、インドGPのモトGP金曜セッションで、マルク・マルケス（ホンダファクトリー）が午前セッション（FP1）で2位、午後セッション（PR）で4位と久しぶりに爆走していた。なお、予選2へダイレクト進出である。

★チームメイトのジョアン・ミールも午後セッション（PR）で10位を取り、予選2へダイレクト進出する（＊今シーズン初）。

★マルケス選手のコメント。

【今回、なにか変わったの？】
「全然。なにも変わってないです。マシンもいつも通りだし。
ただ、初トラックの場合は（マシンではなく）選手の方が差を生み出すものなんですよ。
だから、今回はクアルタラローも予選2へダイレクトじゃないですか。ジョアン（ミール）も、かなりの才能の選手ですからね。そう言うのが違いを生み出すんです。
マシンのセッティングはミザノの時のままだし、今後は、皆、このセッティングを使う予定です。皆で同じ方向に進むことは重要ですからね。」
（＊意外なことに、ミール選手も旧フレームを使用していると本人が公言していた。ミザノテストで試した新フレームは、日本GPで使用する模様。）

【予選の目標はファーストロー獲得？】
「目標は1〜3列目までに入ることです。確かに今日は速かったけど、午前から午後にかけてライバル陣が伸びてましたからね。午後セッションで僕が苦戦していたのは、ただの偶然じゃないんですよ。
多分、明日、ライバル陣はもっと速くなってるでしょう。グリッド上位を確保できるかどうかが重要なんですよ…ここはオーバーテイクがしにくいから。
然るべき走行ラインじゃないとアスファルトが汚れてるんで、あっという間にミスってしまうんです。」

【ここのトラックはどう？】
「思っていたよりは、確実に良かったです…良い仕事をしてくれてますよ。もちろん、今後に向けて、もっと改善していけるだろうけど、今回だって他の事を気にせずに操縦のみに専念できますから。
まぁ、厄介なのは第1コーナーですかねぇ。ブレーキング地点を数メートル変えるだけで、膨らんでしまうんで。」

【バニャイア選手が『他の場所と比べ、息ができないほど暑い』と言っていたが…】
「実際、その問題のせいで日曜レースに大きな影響が出るでしょうね…確かに、厳しい状況なんで。
通常、僕は暑さはそれほど苦にならないんですよ…むしろ、ミザノでは力づくで操縦してたんで、ちょっと腕上がりの症状が出てたんですよね。」

（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）

バルセロナはドゥカティの苦手トラックなのか？って話は、note『2023 カタールニャGPまとめ』でどうぞ！