『マルティン:今回も最強は僕だったのに、またチャンスを逃してしまった…』
★10月21日(土)、オーストラリアGPのモトGPクラスでホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)が、決勝で5位だった。なお、予選は首位だった。
★総合2位を固持したものの、首位バニャイアとは28ポイント差になった。
★前回のインドネシア決勝戦では首位走行中に転倒し、今回も第1ラップから首位に立ち続けたが最終ラップでチームメイトのヨハン・ザルコに抜かれ、その直後にバニャイア選手にも抜かれてしまった。
★マルティン選手のコメント。
【どのぐらいの段階から、もう駄目だと思っていたの?】
「最高で4秒近くまで引き離してたんですが、その後、1周0.5秒ぐらい落ち始めて…でも、逃げ切れるかもって希望はずっと持ち続けてました。
残念です…操縦も良かったし、なんでもスイスイできてたのに…。絶対にソフトタイヤでいける!って思ってたんですけどねぇ。
でも、やっぱり、他の選手と同じタイヤにすべきだったんです…。」
【(タイヤ選択の)最終決定は誰がしたの?】
「最終的に決めるのは常に僕です…100%僕です。
選択の際、もしかしたらもう少しサポートしてもらう必要があったのかもしれません…そうしたら、もっと楽だったのかも。
FPセッション中はソフトが走りやすかったけど、でも、ミディアムでも速かったんですよ。結局、『優勝を目指すには、ソフトの方が役に立つ』って思ったんです。」
【サポートが必要と言うのは…チーム/ドゥカティ/ミシュランのどのサポート?】
「(他のタイヤで)逃げ切れたかどうかは分からないけど、終盤、あんな風にボロボロにはならなかったでしょう。
来シーズンに向けて、良い勉強になりました…物凄くタレてしまったんですから。
ずっと1分29秒台で走っていたのに、タイヤが逝ってからは精一杯頑張っても1分30秒8までだったんです。」
【今回と前回のインドネシアGPと、どちらのミスが痛い?】
「インドネシアの方が酷かったですね…まぁ、今回も26周回で首位を維持していたけど。
追いつかれることは覚悟していたけど、何もできなかったんです。ムカつきますよね…だって、今回だって最強は僕だったって言うのに。またチャンスを逃してしまったんだから。」
【他の選手らがリアにミディアムタイヤを選んだ際、自分のチョイスに疑念を抱かなかったの?】
「抱きませんでした…絶対にいけるって思ってたんで。だからこそ、ソフトにしたんですから。
でも、明らかに間違いでした…それに気づいたのは、ラスト5周って時だったんですよね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
タイトル争いの行方については、note『2023 日本GPまとめ』でどうぞ!
マルティンは最強と最速は違うことを学ばないとね
スプリントは最速でも勝てるけど、決勝は他の要素もコントロールしないと勝てない
ペッコはタイヤのマネージメント、燃料が減ってタンクが軽くなってからの再スパート、バトルでのラインガードが優れてるからこそポイントリーダー
でもマルティンは転倒が減ったからもっと強くなれるよ
マルティンが、このまま逃げ切りかと思いましたけどねぇ。
昨日のレースはマルティンが最速でしたが、最強は勝ったザルコだと思いますね。
この失敗を糧にしてマルティンは速く強いライダーになるでしょう。
スペイン人ライダーが言いがちな「俺がイチバンなのに勝てなかった」がマルティンにも出たか。
この日イチバン強かったはザルコで賢かったのはバニャイヤだと思うんだけどな。
前戦の転倒の後で、首位に立って途中まで逃げ切った。
とりあえずOKでしょう。まだまだ修正は出来る。
2戦続けて何をホザいてるのか解らない…。
ミディアムで他の選手よりも早かったんなら、ミディアムでええやん?!ソフトでも全周保つから余裕を持ちたかったんだろうか?
マルティンにとって2戦連続でフラストレーションが残るレースだったね。前戦はともかく昨年、そして今シーズンの前半との違いは担当が減った事。このレベルになるとペッコ然り、転倒と、独走の差は、当のライダーにもわかりにくく、まさかanything could happenだ。 マルティンにとっては本当に辛抱のしどころ。速さは現状トップ。我慢!
最強最速とタイトルを取れるは別なときもあるからな。
ソフトタイヤでロングランやってないのにソフト使うギャンブルするからでしょ。
何も玉がないマルクや中上がギャンブルでソフト使ったのはわかるけど。