『2023 タイGP モトGP スプリントリザルト&トピックス』
★10月28日(土)、タイGP モトGPクラスのスプリントが行われた。
★ドゥカティ
首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。転倒やタイヤ選択ミスがない限り、現時点では無敵のスピード。しかも、常にPPスタートなので、もはや完全無敵。無理をしている風もないのに、第9ラップでは後続を約2秒引き離していた。総合首位バニャイア選手と18ポイント差になった。
チームメイトのヨハン・ザルコは9位。
3位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。好スタート。ビンダー選手と競り合い、ラスト2周と言うところまで喰い付いていたが失速した。速く、安定していた。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは6位(VR46ライダーズアカデミー)。
7位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。予想外に苦戦。グリッド6位からスタートで失敗し、第1ラップ終盤では9位まで下がった。午前セッションではリアハードで好ペースを刻んでいたが、スプリントではミディアムにしていた。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは13位(2022年総合3位)。グリッド最下位から追い上げた。
8位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオはリタイア。
★KTM
2位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。+0.933。マリーニ選手よりプラスアルファの力があるようだったが、第6ラップでやっとオーバーテイクを仕掛け、その後、競り合いの末、完全に抜いた。粘り強かった。
チームメイトのジャック・ミラーは10位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。
16位ポル・エスパルガロ(GASGASテック3、2022年はホンダファクトリー所属)。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスはリタイア(2022年モト2チャンピオン)。
★ホンダ
4位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。金曜から速く、迷いがなかった。最後は兄エスパルガロ選手と競り合い、勝った。
チームメイトのジョアン・ミールは12位(2022年はスズキファクトリー所属)。競り合いもし、なかなか良いレースをしていた。
19位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・リンスは欠場(2022年はスズキファクトリー所属)。再手術は成功。
★アプリリア
5位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは18位。コース外走行を複数回したため、最終ラップはロングラップペナルティ実行。
14位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは17位(2022年はKTMファクトリー所属)。
★ヤマハ
11位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。予選で失敗したため、もはや大したことはできない。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは15位(VR46ライダーズアカデミー)。
『2023 タイGP モトGP スプリントリザルト』
『2023 タイGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
盤石のスプリントですね。
決勝ではまたバニャイアが来るかもしれないから、
上手くコントロールしてさらにポイントを縮められるかな?
クアルタラロはそんなに悪くもなかったけど、
スタートで上に上がれないと厳しいですね。
決勝に期待!
ホルヘの強さ、そしてマルケスの強さを感じたレース。マルケスはペッコより前でゴールしてる。スプリントとは言え、マルケスはやっぱり光ってるね。凄い。
スピードで上回るマルティンに対しペッコは徹底して決勝重視のセッティング探ってる感じですかね
目下就活中のディジャが今回良い所無かったのが残念
バニャイアは守りに徹しすぎて実力が出せてない感じ。前が勝手に落ちてくるからなんとかポイント取れてるけどそれじゃ無敵のマルティンにまた捲られるよ。チャンピオンなら真っ向から迎え撃って堂々と連覇してほしい。とファン的には思う。
スタートから序盤の速さはライダーの絶対的なスキルだからね
今年から導入したスプリントはマルティンにとってターニングポイントになった
ロングディスタンスはどうなるか楽しみ