『ガバッリーニ:バニャイアよ、勝ちたければ適応せよ』
★2023年シーズンのモトGPは残り3GP(※計6レース)となり、現在、タイトル争いは以下の2選手で行われている。
総合首位フランチェスコ・バニャイア(389ポイント、ドゥカティファクトリー)
総合2位ホルヘ・マルティン(-13ポイント、ドゥカティプラマック)
★10月末のオーストラリアGP中、クリスティアン・ガバッリーニ氏(バニャイア選手のチーフメカニック)が、伊スポーツ紙『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで次のように話した。
(同氏は2007/2011年のストーナー総合優勝をサポートし、その後、ホルヘ・ロレンソら著名選手を担当してきた。)
【インドネシアGPの土曜スプリント後、一瞬、マルティン選手が総合順位に就いていたが…】
「マルティンは超速でしたが、むしろ、ペッコ(バニャイア)のパフォーマンスが通常よりも少し落ちていたんですよ。その2つが重なり、差がついてしまったのでしょうね。」
【最近、もらい事故が多発しているが、バニャイア選手は他選手に被害を及ぼしたことがなく…】
「かなり注意深い方ですからね…まぁ、過半数の選手は、そう言うタイプではないんで。
とにかく、優勝争いしたいのならば、自分の方から適応していかないとね。」
【マルティン選手はプライベーターながら、マシンは完全にバニャイア選手と同じだそうで…】
「プライベートチームながらファクトリ仕様で、プレッシャー等のマイナス面は一切ない状態で恩恵を受けられるのだから楽なもんですよね。
まぁ、いずれにせよ、マルティンならば上手く乗り切れるのだろうけど。」
【今年のチャンピオンはどちらになりそう?】
「上手く仕上がっていて、落ち着いて集中できた方でしょうね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
バニャイア&マルティン比較:チームの違いは?って話は、note『2023 インドネシアGPまとめ』でどうぞ!