『マルケス:なぜグレジーニなのか、なぜ1年契約なのか?』
★10月27〜29日、タイGPでマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が予選スプリント4位、決勝6位だった。現在、総合14位である(81ポイント獲得)。
★先日、マルケス選手が英サイト『Crash.net』のインタビューで、次のように話した。
【調子はどう?】
「身体の方は良いです。精神面は、以前とは変わりましたね…以前より大人にはなったけど、今のところ、トラック上のことに関しては自信がないです。」
【なぜ?】
「格闘し続けてる感じで…2019年は毎週末、優勝していたし、表彰台争いもしてたのにね。
つまり、以前は自分自身にもっと自信があったわけで…。」
【2025年はドゥカティグレジーニから参戦するが、現チームからはメカニック1名しか帯同できないそうで…】
「僕は自分よりも、周囲の人達が…チームが幸せそうにしているのを見るのが好きなんですが…
でも、今回ばかりは、『自分のことを考えろ』って言う姿勢がベストなんですよね。
キツかったですよ…とにかく、それが正しいかどうかは、今後、分かるでしょう。」
【つまり、信頼できるスタッフ陣と別れ、新たな挑戦をする…】
「もちろん、決める前に全員と話し合いましたよ…日本人スタッフとも話し合い、あらゆる可能性を検討しました。
特に、このプロジェクトにとってベストな選択をするためにね。
今のところ、時間を要するプロジェクトなんですよ…マシンを作り上げ、また最高レベルに戻るためにはね。
(ホンダは)成し遂げるでしょう…あのホンダなんですから。世界一のメーカーなのだから、絶対に成し遂げますよ。」
【貴方はドゥカティグレジーニに移籍するため、契約金は二の次にしたそうで…】
「確かに今まではモトGPで一番高い年俸だったけど、来年に関しても満足してますよ。
今、僕が必要としているのはアットホームなチームに入り、またトラックで楽しめるようになることだから。
穏やかな気持でマシンに乗り、他の色々なことを忘れられるような…そうなるために僕はグレジーニにしたんです。だからこそ、1年契約なんですよ。
その1年で僕は、自分自身についてじっくり探る必要があるんでね。また楽しいって思えるようになったら、当然、最高なわけですから。」
【2024年はどんなシーズンになりそう?】
「移籍が上手くいったからって、それが勝利ではないですからね。
まぁ、毎回じゃなかったとしても、レースによっては上位を狙っていくとかね。
とにかく、このライディングスタイルをまた楽しめるようになって、モトGP機に乗りながら胃がキュッとなるようなドキドキ感を味わえたら…そうしたら、上手くいったって思えるでしょうね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
マルケス、2025年はどうするのか?って話は、note『2023 インドネシアGPまとめ』でどうぞ!
巷ではマルケスは無給だとか噂されたけど、それは極端な表現としても歩合制のDUCATIでも特別扱いしないのを強調したかったのだろう
かつては王者として高額移籍したヴァレ、ロレンソとは真逆の形でマルケスがDUCATI入りするとは誰も想像できなかったね
皆さんマルケス選手については色々思いがありそうですが、私は肯定派です。
motoGPも長く見てるとチャンピオン争いしてる相手をコーナーで押し出したり、ぶつかったぶつけられた、肘や膝出したり、レース後殴り合いしたり、インタビューでプレッシャーかけてみたりなど、たくさん見ました。
チャンピオンという1つの椅子を取るためにクリーンだろうが、ダーティだろうが、やれる事は全てやる、ってな雰囲気は好ましくあります。
そんなマルケスの新しい挑戦を応援してます。
また楽しくバイクに乗れて、嫌らしいくらい強いマルケスが帰ってくることを願ってます!
出来ればその時にHONDAのマシンが対抗馬になってるとさらに楽しいと思いますが!
ホンダ側もマルケスのモチュベーション等の諸々のリフレッシュを行ってもらい、
2024年型の開発の進み方次第で戻ってきてもらうための1年契約なら面白いのですが…
多分2025年はKTMかな、今のドカティはライダーに高額契約品を支払うのをドビィ以降止めましたし。
ほんとうにスペンサーのようなキャリアになっていきそうだなあ
通りすがり さん そのダーティの極みがマルケスでしょうに・・・
あれだけの天才で、速すぎるライダーなのだから、怪我をする前なら、もっと、プランを立てて、クレバーに相手を抜けるはずなのに、何年たっても目の前の相手を、直ぐに抜く事しか考えずに、結果、無理やり入っていくライティング。
相手に勝つために、歴代のチャンピオンも酷いライダーもいたが、
マルケスは、一人だけ、違うスポーツをしているようです。完全に格闘技です。怖くて誰も近付きたくない状態じゃないでしょうか・・・