バニャイア『チームプレイは無用…一人で頑張りたい！』2023 バレンシアGP

『バニャイア：チームプレイは無用…一人で頑張りたい！』

★11月24〜26日のヴァレンシア最終戦では以下の2選手が、2023年のモトGPチャンピオンの座を賭けて戦う。

総合首位フランチェスコ・バニャイア（ドゥカティファクトリー、437ポイント）
総合2位ホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック、416ポイント）

★11月23日、ヴァレンシアGPの木曜会見でのバニャイア選手は実に穏やかな様子で、次のように話した。

【昨年のタイトル争いと比較すると…？】
「かなり似てます。今年はスプリントの方で最高12ポイント獲得できるから、去年と比べると総合2位とのギャップが2ポイント足りないんですよ。
（去年のタイトル争いとは）異なるけど、でも、精神的には今年の方が上手く仕上がってますね。」

【こう言う重要な週末は、どんな風にマネージメントするものなの？】
「落ち着いていくことですね。金曜セッションの作業が重要になるだろうから、土曜日に高い戦闘力が出せるよう速い走りをしなければ。
とにかく、土曜はかなり重要ですから。」

【土曜日でタイトル獲得を決めてしまいたい？】
「100％そう思ってます。できるだけ早く決めなければ…土曜日で決めることができれば素晴らしいんですけどね。
そうすれば、日曜日の決勝は楽しめるじゃないですか。」

【スプリントでのレース展開について、他のドゥカティ選手らと話し合ったりした？】
「いいえ、何もしてません。他の選手のサポートは、それほど重要ではないと思ってるんで…一人で頑張りたいんですよ。いつもそうしてきたのだから。
なるようになるわけで…今回もプッシュしまくらないとね。新アスファルトなんで、凄いタイムが出るんじゃないんですか…とにかく、楽しまないと。」

【タイトル争いの決定戦に相応しいサーキットだと思う？】
「天候は最高だし、新しいアスファルトでグリップもありますからね。
ヴァレンシアでは2021年にレース優勝し、2022年にはタイトル獲得を決めてるんですよ。
まぁ、ミザノやムジェッロではないけど、とにかく、相応しいサーキットでしょうね。」

【今日もこなすべきことが山積みで…大変な1日だった？】
「ここ最近と比べると、今日は楽でしたよ…色々とスムーズに進行してくれたんで。」

【実に穏やかな様子だが…】
「良いことですよね…この状況を楽しまないと。やはり、去年の経験から学んだんです。
とにかく、気持ちを落ち着かせることが重要で…でも、けっこう大変なんですよね。週末の間、プレッシャーはどんどん高まっていくものだから。
でも、楽しむために来てるのだから、楽しまないとね。」

（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）

ドゥカティが「バニャイア＆マルティンは完全に同じコンディションで戦っている」って言った話は、note『2023 オーストラリアGPまとめ』でどうぞ！