『2023 バレンシアGP モトGP 予選リザルト&トピックス』
★11月25日(土)、バレンシアGP モトGPクラスの予選が行われた。
★アプリリア
首位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。1’28”931。PP獲得は2年以上ぶり。ペースも良好なので、レース本番は好スタートを切るべし。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは12位。
10位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは21位(2022年はKTMファクトリー所属)。最下位。ミゲル・オリヴェイラ代役。
★ドゥカティ
2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。予選1を首位で通過。チャンピオンライダーの格と言うのは苦戦している時にこそ現れる…FP2から予選まで、その経験と速さ、冷静さ、一徹さのすべてを駆使し、みごとな走りを見せていた。予選2はまずリアにユーズドタイヤを履いて始め、早めに帰還し、新タイヤで再スタートした。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは14位(2022年総合3位)。また後方スタート。
3位ヨハン・ザルコ(ドゥカティプラマック)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは6位。5位がロケットスタートの名手こと、ビンダー選手なのは都合が悪い。
7位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。金曜セッションはもっと好調だった。
チームメイトのルーカ・マリーニは17位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。VR46チーム離脱は公表されたが、ホンダファクトリー加入はまだ。ホンダには技術面以外でも上手く機能していないのか…それとも、外部からは分からない何かがあるのか…。
8位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。予選1を2位で通過し、予選2で転倒。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは11位。1周タイムよりペースの方が好調。
★KTM
4位ジャック・ミラー(KTMファクトリー、2022年はドゥカティファクトリー所属)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは5位。終盤、転倒。
13位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのポル・エスパルガロは18位(2022年はホンダファクトリー所属)。
★ホンダ
9位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。マルティン選手の後追いをしている最中に転倒…かなり接近していたので、巻き込む危険もあった。
チームメイトのジョアン・ミールは棄権(2022年はスズキファクトリー所属)。金曜午前セッションで転倒し、首に強い痛みが出た。
16位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・リンスは20位(2022年はスズキファクトリー所属)。
★ヤマハ
15位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは19位(VR46ライダーズアカデミー)。
『2023 バレンシアGP モトGP 予選2リザルト』
『2023 バレンシアGP モトGP 予選1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
予選も面白かったですねー
早めな仕掛けで優位に立つバニャイア。
若干気負い気味で決めきれなかったマルティン。
この順位がレースでどうなるか。まだまだ分からない。
バニャイアはFP2からQ1、Q2と順調にいって、
残りも順調にいくかな。こういうときってこけるんだよね。
そのクセは治っているとは思うけど。
マルティンはとにかく行くしかない。
>ホンダには技術面以外でも上手く機能していないのか…
ホントにねぇ
相変わらず転倒続出だし、一向に変わる気配を感じない