ストーナー回顧『僕とマルク・マルケスの違いは…』

『ストーナー：僕とマルク・マルケスの違いは…』

★ケーシー・ストーナー（2007年にドゥカティ機で、2011年にホンダ機でモトGP総合優勝）が『TNT Sports』のインタビューで、マルク・マルケスのドゥカティグレジーニ移籍について語った。

【マルク・マルケスがホンダファクトリーを辞め、2024年はドゥカティグレジーニから参戦するが…】
「楽しめないなら、諸々のリスクを負う意味はありませんからね。
マルケスは二輪レースで楽しみたいわけで…じゃなければ、無駄にリスクを負いたくはないものでしょ。
マルケスにとっては二輪レースそのものを純粋に楽しめるか？とか…朝、目覚めた時に、厳しいトレーニングができる気力があるか？……レース中のケガを覚悟できるかどうか？…そうしたことを再確認するのが重要なのでしょうね。
世間の人達は上辺しか見ないじゃないですか…でも、逆風の時に、そうしたことをこなすのは本当に大変だから。」

【貴方が現役の頃は…？】
「身体の方が、いくつかの事をやりたがらないと言うか…でも、自分自身は無理にでもやろうとするじゃないですか。
度胸が必要ですからね。諸々のリスクを負おうと思ったら、常にきちんとしたモチベーションが必要だし、なんとしてでもそれがやりたいと思える理由が必要なんです。
僕はマシンを走らせることは好きだったけど、レース開催って言うのは走ること以外にも色々とあるから。
レース参戦の機会を得られ…それは素晴らしかったですけどね。」

【どんな風に素晴らしかったの？】
「特にマシンを走らせている時が好きでした…自分のマシンの実力を最大限に引き出すのが好きでしたね。上手く行かない時は、けっこう自分で自分を攻めてしまう方で…。
とは言え、モトＧＰ機が電制システムを多用し過ぎ、しっかりコントロールされるようになった辺りから、楽しくなくなってしまいましたけどね。
僕の好みからすると、今のモトＧＰはあまりにも政治的になってしまってねぇ。」

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）

マルケス、ヴァレンシアテスト順位予想…って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ！