『カピロッシ:ドゥカティよ、KTMが伸びてきてるぞ』
★2023年のモトGPクラスはフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が総合優勝し、2連覇を果たした。
★2023年シーズンのベストマシンはドゥカティ機であり、コンストラクター部門/チーム部門でも総合優勝している。なお、コンストラクター部門については、2020年から連覇を続けている。
★最近、ローリス・カピロッシ元選手(※2001/2006年最高峰クラス総合3位、125/
250ccクラスチャンピオン、現在はレースディレクション担当、50才)が、伊スポーツ紙『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで次のように話した。
【2024年シーズンについては?】
「現在、参戦している顔ぶれからすると、2024年もドゥカティ天下と言えそうでしょ。
ここ数年、実に良い仕事をしていて、ベストマシンだし、多くの最強選手らを上手くたばねてますからね…しかも、マルク・マルケス加入でさらに強化されるわけでしょ。
(マルケス加入により)さらに緊迫してしまうことはないだろうしね…ドゥカティは複雑な状況には慣れているのだし、今年も問題なく進めていけると思いますよ。」
【2024年は交渉関連も緊迫しそうで…】
「ほとんどの選手の契約が2024年末に終了するのだから、加熱していくでしょうね。だから、(交渉は)早々に開始するでしょう。
あと、技術スタッフ陣についてもね…マッシモ・バルトリーニ等の重要スタッフが移籍したわけだから(※同氏はドゥカティからヤマハへ)。
マッシモなんかは組織内で重要な存在だったのだから…まぁ、ドゥカティのような大企業ともなれば、穴を埋めていく力はあるでしょうけどね。」
【他メーカーについては?】
「とにかく、ドゥカティもトップの座に胡座をかいてはいられないでしょ…KTMが、かなり成長してきてるんだから。危険な存在になるまで、あと一歩と言うところまで来てますからね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
いかに日本メーカーが再スタートを切るかが楽しみ!…って話は、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
息子さん、親父にそっくりw