『ダッリーニャ:引き抜かれたエンジニアの穴埋めが大変…』
★2023年11月に優遇措置(コンセッション)に関するレギュレーションが改定された。
ドゥカティは従来通り、シーズン中のエンジン開発が凍結され、エアロダイナミクス改良も1回のみだが、そのうえ、ワイルドカード参戦は0回とされ、テストでの使用タイヤ本数なども減らされている。
★2月1〜3日までセパンでシェイクダウン(※テストライダー&ルーキー専用テスト)が行われるが、ドゥカティにとっては重要な3日間となるだろう。
★ドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)が、先日、伊スポーツ紙『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで次のように話した。
【プレゼンテーションで2024年版ドゥカティ機について、『エンジンパフォーマンスを向上させ、エアロダイナミクスを大幅に変えた』と言っていたが…】
「あまり期待を膨らませないで頂きたいんですが…結局は、ただのカウルなんですからねぇ。
とは言え、数字的には通常より前進できましたけどね。」
【昨年まではKTMにスタッフが何名も移籍し、今年は重要エンジニア2名(マックス・バルトリーニ、マルコ・ニコトラ)がヤマハへ移籍し…】
「大きな損失ですよ…他メーカーに重要なノウハウが流れてしまうんですからね。マックスが抜けた穴を埋めるのは容易なことではないでしょう。
堅牢な状態ではあると信じているが、とにかく、手を入れる必要はあるでしょうね。」
【フランチェスコ・バニャイアの契約更改は、カタール開幕戦で発表されそう?】
「現在、話を進めているところです。世界タイトル2連覇ライダーの契約ですからねぇ…とにかく、複雑なんですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Twitter)
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