『2024 シェイクダウン モトGP 最終日トピックス』
★2月1〜3日までセパンサーキットで、各モトGPチームのテストライダーとルーキー選手によるシェイクダウンが行われた。
(※ホンダ&ヤマハは優遇措置により正規選手も参加可能。)
★各メーカーのテストライダーは以下のとおり。
ホンダ:ステファン・ブラドル、タクミ・タカハシ
ヤマハ:カル・クラッチロー
KTM:ダニ・ペドロサ、ポル・エスパルガロ
ドゥカティ:ミケーレ・ピッロ
アプリリア:ロレンツォ・サヴァドーリ
★参加可能な正規選手は以下のとおり。
ホンダファクトリー:ジョアン・ミール、ルーカ・マリーニ
ホンダLCR:ヨハン・ザルコ、タカアキ・ナカガミ
ヤマハファクトリー:ファビオ・クアルタラロー、アレックス・リンス
GASGASテック3:ペドロ・アコスタ
★なお、モトGP正規選手によるセパン公式テストは、2月6〜8日である。
★2月3日(テスト最終日)は午後3時近くに小雨が降り、全選手が待機。午後4時頃も小雨で数分待機。午後4時25分に大雨が降り出し、テスト終了。
★KTM
・ルーキーのペドロ・アコスタが1分58秒189で首位タイムを獲得(※コースレコードはバニャイア選手による1分57秒491)。モトGP機に乗って、今日で4日目。
2回スリップ転倒したが、大きなケガなし。1回目は13時30分に第11コーナーで、ピットボックスへ戻る際の低速走行中。2回目は夕方に大雨が降った際、ウェット練習中に第15コーナーで。
・ダニ・ペドロサは6位(+0.289)。38才にして、今なお速い。
なお、新カウルを試用していた。下部にディフューザー(※車体の下の気流を効率よく拡散し、ダウンフォースを発生させる部品)が設置されている。以前、ドゥカティも使用していたが、仕様は異なる。
In Malaysia the aerodynamic experiments continue. On Dani Pedrosa's RC16, a solution already seen on the Ducati, but slightly different in its implementation https://t.co/onG5wtLReD #motogp #ktm #diffusori #sepang #shakedown
— GPOne.com (@gponedotcom) February 3, 2024
★ホンダ
・ジョアン・ミールが7位(+0.328)。ホンダが新マテリアルを大量に投入したことに満足していた。
★ヤマハ
・ファビオ・クアルタラローが進化エンジンを使用し、4位を獲得。
★アプリリア
・ロレンツォ・サヴァドーリが20位(+1.811)。技術トラブルによりトラック内で2回マシンが停止。
『2024 シェイクダウン モトGP 最終日リザルト』
首位ペドロ・アコスタ (GASGASテック3) 1:58.189 13周回
2位ポル・エスパルガロ (KTMテストチーム) +0.066 13周回
3位ポル・エスパルガロ (KTMテストチーム) +0.113 13周回
4位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR) +0.211 28周回
5位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー) +0.249 31周回
6位ダニ・ペドロサ (KTMテストチーム) +0.289 28周回
7位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー) +0.328 37周回
8位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー) +0.354 29周回
9位ペドロ・アコスタ (GASGASテック3) +0.459 11周回
10位ダニ・ペドロサ (KTMテストチーム) +0.465 4周回
11位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー) +0.551 8周回
12位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー) +0.746 37周回
13位カル・クラッチロー (Yamahaテストライダー) +0.794 40周回
14位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR) +0.883 39周回
15位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー) +1.127 8周回
16位ミケーレ・ピッロ (Ducatiテストライダー) +1.141 23周回
17位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー) +1.176 7周回
18位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR) +1.249 5周回
19位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR) +1.425 11周回
20位ロレンツォ・サヴァドーリ (Apriliaテストライダー) +1.811 36周回
(Photo:Instagram)
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