『マルティン:2022年のような選択ミスはしたくない』
★2月6〜8日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われている。
★ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック、2023年総合2位)が、初日テスト(6日)で首位だった。
★フランチェスコ・バニャイアとは対照的で、バニャイア選手が冷静かつ論理的、分析的なのに対し、マルティン選手は本能的な生粋のスピードライダーだ。
★マルティン選手が初日テスト終了後、次のように話した。
【好パフォーマンスを軽々と出しているようだが…】
「これほどのタイムで、しかも、こんなリズムで走れるなんて予想外でした。マシンの信頼感を速攻で掴めたんで、せかせかしないで済んだんですよ。
新エンジンを試したけど、いつものように長所短所があって…でも、戦闘力を高めるには何が必要か、年々、はっきり分かるようになってきてるんですよね。
それって、前進してるってことだし、前より強くなってるってことでしょ。」
【マシンはけっこう手を入れる必要があった?】
「去年と同様、最初から最後までセッティングは全然変えなかったです。
でも、明日以降は別のセッティングを試してみて、特定の状況下でサポートになるかどうかを確認したいです。」
【どの辺が前進したの?】
「特にブレーキングですね。あと、以前よりプッシュできるようにもなってるし。
ただ、色々とコメントする前に、まず他のことも試してみないと…2022年の時みたいなミスをしたくないんですよ。
2022年はエンジン選択をミスってしまい、シーズンずっとリスクを負ってしまったんで。
いくつかの特性は変わってしまってたけど、でも、気に入ってますよ。」
【ライバル陣はどんな感じ?】
「ホンダ選手らが、直線コースで超速なんですよね…ちょっと驚いてしまって。」
【ペドロ・アコスタについて?】
「けっこう速いけど、そこは驚いてません。」
(参照サイト:『Moto.it』)