『ブリヴィオ:ドゥカティをきりきり舞いさせてやろう』
★2月8日、アプリリアのプライベートチーム『Trackhouse』が、チームプリンシパルとしてダヴィデ・ブリヴィオ氏と契約したことを公表した。
★ブリヴィオ氏が、イタリア衛星放送『SKY』のインタビューで次のように話した。
【F1からモトGP業界へと復帰し…】
「プロフェッショナルの観点から、F1での経験は素晴らしいものでした。
正直に言うならば、思っていたように事は運ばなかったものの、あれほど巨大な体制がどのように機能するのかを間近で見れたのだから、素晴らしい機会でしたね。
2台のマシンを参戦させるために千人もの人間が携わるんですから…本当に素晴らしいですよ。未知なるものを学ばせてもらえたと思います。
そして、今度はモトGPで新たな道が開けたわけで…ちょっとはあ応用できるかどうか、楽しみですよ。」
【アプリリアとの関係は?】
「うちはプライベートチームと言うことで、素晴らしいコラボ関係を築いていけるでしょう。
アプリリアレーシングの責任者はマッシモ・リヴォラだし、まさに彼が現在の状態にまで高めたんですからね。
強いチームにし、ミゲル・オリヴェイラやラウル・フェルナンデスの実力をフル活用していかないと。
私はプライベートチームは初めてなんですが、ただ、普通のプライベーターとは異なり…とにかく、アメリカチームですからね。アプローチも異なり、革新的なチームにしたいようなんですよ。
アメリカから欧州のスポーツ業界へ何をもたらすことができるか…2つの世界が出会い、誰にとってもポジティブな結果になるかもね。」
【これまで貴方はロッシをヤマハへ引き入れ、ミールと共に世界タイトルを獲得し…】
「昔の話ですよ…前に目を向けなければ。
現在の選手2名に関しては、このまま継続できそうか、それとも、他に目を向けることとなるのか…。
なかなか面白いことになるでしょうね。」
【打倒ドゥカティを目指すわけだが…】
「今回のテストでも、ドゥカティは戦闘力の高さを証明してましたからね。アプリリアは迫っていくよう頑張らないと。
アプリリア機に関しては、エアロダイナミクスがかなり上手く機能しているようですが…完全に新しいマシンですからね。
シーズン序盤は多少苦戦するかもしれないが、とにかく、ポテンシャルはかなりのものですよ。
目標はドゥカティ勢の中に割って入り、きりきり舞いさせることですかね。」
“In Trackhouse there is a lot of enthusiasm and desire to be innovative and we will see what we can bring from American sport to MotoGP. We will work together with Rivola and Aprilia" https://t.co/PObGxzPzAz #motogp #davideBrivio #trackhouseracing #Aprilia
— GPOne.com (@gponedotcom) February 10, 2024
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:SKY)
ブリビオ招聘はトラックハウスの野心というか本気度を感じますね
ラザリが残した負のイメージを払拭する為に実績のある敏腕ブリビオ加入で来季のエースライダー獲得も見据えてそうなコメント
来季はリンス、ミルらの加入もありえそう
ブリビオさんが日本メーカーではなく、トップダウンなアプローチを執ったチーム体制と
トラックハウスのプロジェクトに魅力を感じてアルピーヌでの経験も活かせると思ったか。
でも2年足らずですっかり老けちゃった印象。よっぽどF1業界のシステマチックな体制は
ストレス感じてたと容易に推察出来る。まあ古巣のMotoGP業界もF1の二番煎じみたいな事
してるので、いい意味で是正してくれる存在になって頂きたいです。