『リヴォラ:今シーズン中盤から4選手とも2024年版マシンに乗る!』
★2月18日、アプリリアファクトリーの『2024年モトGPチーム・プレゼンテーション』が行われ、アレイシ・エスパルガロ&マーヴェリック・ヴィニャーレスらがそれぞれの新カラーリングを披露した。
★マッシモ・リヴォラ氏(アプリリアレーシングCEO)が、同プレゼンテーションで次のように話した。
【2024年シーズンに向けては?】
「挑戦になるでしょう…まぁ、良い仕事はしておきましたけどね。
他メーカー陣の正確な立ち位置が分からないんですよ…ただ、うちの選手らで風洞テストやCFDシミュレーション(※流体の動きと周囲環境との相互作用を予測するため、流体の動きのシミュレーション)をする予定なので、どんな数値になるか興味津々ですね。」
【今年からプライベーターが『トラックハウス』に代わり…】
「今年も4選手参戦させるわけで…ファクトリー2選手と、ナスカーのアメリカチーム『トラックハウス』がうちのヴィジョンやブランドに賛同してくれました。うちにとっては鍵となるでしょうね。
ミゲル・オリヴェイラは開幕から2024年版マシンに乗り、ラウル・フェルナンデスにはシーズン中に提供する予定です。おかげで開発に拍車がかかるでしょう。
彼らが戦っているところを見るのが楽しみですよ…もちろん、レギュレーションに則り、チーム/メーカーメイトらしい戦いですけどね。」
【今年のマシンカラーリングは、なかなかのインパクトで…】
「ひいき目になってしまうだろうけど、いつも最高にカッコ良いって思ってるんですよ…今年のは特にそうですね。
ちょっとバットマン・マシンとでも言うか…そんな感じでしょ。
うちはカラーリングに手を入れることにしたんですが、識別しやすいでしょ。」
【今年はGP開催がまた増えたが…】
「42レースをこなすのは心身共にハードでしょう…選手にとっても、チームにとってもね。
しかも、契約交渉にとって重要な年なんですからね。
全体的にうちの選手のこともサヴァドーリ(※テストライダー)のことも、深く信頼してます…全員、モチベーションが上がりまくってますからね。
シーズン後半からは全員同じマシンに乗るわけだし、彼らの勇姿を観るのが楽しみですよ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Moto.it)
個人的にはその時代で変化だからエアロ全盛のデザインもアリなんだけど、これだけ各所にパーツがあるとドッグファイトの接触、転倒時に外れてコースに撒き散らす確率が高くなりそう
Apriliaが最先端っぽいしね
アプリリア機のゼッケン付近についているチョウチンアンコウみたいな突起ってなんなんでしょうか?
接触した時に刺さらないかいつもヒヤヒヤして観ています。
あれはピトー管というやつで空気の流れを観測するセンサーです。
F1なんかではほとんどのチームが搭載してるはず。
今年もメインスポンサー獲得に失敗したようですね
ご教示ありがとうございます!
オリヴェイラがテストでエアロレーキ付き車両を走らせていたように、アプリリアではF1の技術を積極的に取り入れているのですね。