『マリーニ:辛抱して頑張らないと…いずれ前に出ますよ』
★2月19〜20日、カタールサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー)が、最終日テスト(20日)で20位だった。
★ホンダ4選手は17位のザルコ選手から20位のマリーニ選手まで、下位できれいに並んでいた。なお、もともと同トラックはホンダ機向きではない。
★ファクトリー両選手は体調が優れず、19日にマリーニ選手がウイルス性胃腸炎となり、翌日にはミール選手も感染してしまった。
★マリーニ選手が最終日テスト終了後、次のように話した。
【今回のテストについては?】
「まだまだ引き離されているように見えるけど、でも、マシンのフィーリングは良くなってます。
確かに(上位との)ギャップは大きいし、特に、タイムアタックをする際に新ソフトタイヤをいまだ上手く使いこなせないんですよ。
現状では、かなりの後方スタートになってしまうでしょ。辛抱して頑張らないと…いずれ前に出ていきますよ。」
【ホンダ機の短所は、コーナー進入と立ち上がりのようだが…】
「今は、マシンのその点のみに集中していかないと。とにかく、その辺でのロスが大きいから。
もちろん、そこだけではないんですけどね…例えば、速く走れるようなグリップがないんで。特にリアのソフトタイアがなくって。
あと、ユーズドタイヤでのレースペース面でも足りないです。」
【ドゥカティのバニャイア選手が、2日連続首位だったが…】
「多分、ペッコはドゥカティとの契約交渉で有利な立場になろうと思って、プッシュしまくってるんじゃないんですか(冗)。
本人の実力を証明しつつ、最高に良い仕事をしてますよね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)