『レイ:自分の意志で棄権して良いなら、もう次のバルセロナに直行してる…』
★2月23〜25日、フィリップアイランドサーキットでスーパーバイク世界選手権(SBK)の開幕戦が行われている。
★ジョナサン・レイ(ヤマハ)が、予選11位、レース1で17位(+37.949)だった。
★レイ選手は2015年からカワサキ機でSBK参戦し、6年連続でタイトルを獲得したが3年前から苦戦し、2023年末にヤマハに移籍した。
★レイ選手がレース1終了後、次のように話した。
【何が上手くいかなかったの?】
「一体どこから説明すればいいものか…とにかく、厳しい1日でした。
ベストなスタートだったとは言えないが、それでもいくつか順位を挽回できていたんですよ…ピットレーンでトラブって、タイムロスするまではね。
チームスタッフ陣は懸命にセッティング作業をしてくれたのに…申し訳ないです。ただ、テスト中から加速時に振動が起きていたのがそのままで…レース1の最中にも感じました。
まぁ、チームメイトのロカテッリが好ペースだったし(※2位を獲得)、良かったと思ってます。
とにかく、僕の方はかなり頑張って、然るべき信頼感を掴まないと。」
【解決策は…?】
「道に迷ってしまってるんでね。あと、何を話せばいいのか…なぜ、こうして会見をしてるのかも分からないんですけどね。
通常、17位の選手は会見で話すことなんて、あまりないものでしょ。
もちろん、自分の力は信じているし、いずれ、良い日も巡ってくるでしょう。重要なのは集中し続けることだから。
ただ、問題は…どこに手を入れ、どこを変えるべきかが分からないと言うことなんですよ。
だからこそ、チームスタッフ陣に申し訳なくて…レース後、見るからに士気が落ちてしまってね。」
【日曜レースに向けては?】
「ウォームアップで奇跡は起こせないでしょ…あんな短時間で調整するなんてことはねぇ。
自分の意志で棄権して良いのなら、もう次のバルセロナに直行してますよ。」
『2024 フィリップアイランド SBK レース1リザルト』
『2024 フィリップアイランド SBK 予選リザルト』
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
何をやってもうまく回ってた時代が懐かしい・・