ドゥカティ予算削減：ファクトリー選手はマルク・マルケスが適任！？

『ドゥカティ予算削減：ファクトリー選手はマルク・マルケスが適任！？』

★ドゥカティは今年もモトGPのNo.1マシンと評されており、選手との契約交渉でも強気な姿勢を取れる立場なのだが、予算面において慎重になっている。

★なお、選手の選択についてはジジ・ダッリーニャ氏（ゼネラルディレクター）とクラウディオ・ドメニカーリ氏（CEO）が指揮を取っており、マウロ・グラッシーリ氏（スポーツディレクター、パオロ・チャバッティ氏の後任）には大きな権限はない。

★グラッシーリ氏が、『Motorsport-Total.com』のインタビューで次のように話した。

【2025年に向け、バニャイア選手のチームメイトを決めなければならないが…予算については？】
「現在、チームマネージメントや選手の年俸に関し、より持続可能な金額に戻そうと話し合っているところなんですよ。
まぁ、焦って決めるつもりはありませんし、重要な選択ですからね…時間をかけて検討しないと。候補者は多数いますから。」

【例えば、マルク・マルケスならば、マーケティングやスポンサー関連でのメリットが大きいのでは？】
「ドゥカティとしては、彼のことは大変気に入ってます…何度もタイトルを取ってきた選手だし、カリスマ性がありますからね。
私はあまり面識はなかったんですが、なかなか誠実そうな人柄で、素晴らしい人物じゃないですか。
（ファクトリー候補として）きちんと考慮すべきでしょう。
世界的な経済状況のせいで、我々も予算に関しては細心の注意を払う必要がありますけどね…ファクトリーチームであれ、プラマックであれ慎重に見ていかないと。」
（※グラッシーリ氏は、ドゥカティ内の予算について具体的には触れなかった。）

【VR46チームとの契約更改については？】
「現在、VR46側と継続に向けて話し合っているところです。
ただ、簡単な話ではないんですよ…今も言った通り、新たな予算枠に上手くはめ込む必要がありますからね。いまだ落とし所が見つからない状況です。
ヤマハがVR46チームにオファーを出していることは分かってますが、ただ、急いで話を進めたいのは我々の方ではありませんしね。」

★なお、先日、マルケス兄弟がアウディとスポンサード契約を結んだことが公表された。
これによりアウディから兄マルク選手に『RS 6アバント（約2400万円相当）』が、弟アレックス選手に『RS4（約1600万円相当）』が贈られた。
アウディはドゥカティ同様、フォルクスワーゲン・グループの一員である。

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（参照サイト：『Moto.it』）
（参照サイト：『Corse di moto』）