『バニャイア:ここのトラックだと2023年版ドゥカティ機の方が楽だった…』
★4月12〜14日、アメリカズGPが行われた。
★14日(日)、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が決勝で5位を獲得し、総合5位となった。
★バニャイア選手は土曜スプリントで6位になった際、「マシンのセッティングに問題はない。タイヤを変えれば全て上手くいく」と明言し、タイヤの機能に問題があったことを仄めかしていた。
★バスティアニーニ選手が決勝後会見で、次のように話した。
【タイヤについては?】
「午前ウォームアップの際、マシンのセッティングに手を入れつつ、昨日と同じタイヤを試すことにして…どんな風に機能してるのかを確認したかったんです。
レース本番で(上位でゴールした選手のうち)リアにミディアムを選んでいたのは、ヴィニャーレスとアコスタだけですよね。
ただ、ソフトにしたバスティアニーニの走りを見る限り、うちのマシンにはそっちが適していたのだろうし…。」
(※バニャイア選手もリアにソフトを選択していた。)
【何が上手くいかなかったの?】
「スタート時は好調だったんです…強い走りができ、戦闘力も高かったから。
ところが、その後、チャタリングが出始めて…異常なほどの振動で、もうどうすることもできませんでした。
ラスト7〜8周では、もう守りの走りをすることしか考えられなくって…上手くコントロールし、完走することのみでした。
ちょっと問題点を解決しなければ…ある意味、2022年シーズン序盤みたいな感じなんです。とにかく、うちのチームの腕前と経験値の高さを信じてるんで、また高い戦闘力を取り戻せるでしょう。」
【バスティアニーニ選手には、そうした問題は出ていなかったようだが…】
「僕と比較すると、彼はブレーキングで苦戦しているようなんですよ。でも、今日は確実に良い動きをしてましたね。
一方、僕は高い戦闘力を出せてたのは、序盤の6〜7周だけでした。」
【冬季テストでドゥカティ機2024年版に、特に問題は出ていなかったようだが…】
「本当に、セパンもカタールも凄まじいほどに全てが完璧でした…でも、その後、問題が出始め…まぁ、カタール開幕戦では優勝できたんですけどね。
でも、ポルティマオも今回も苦戦してしまい…想定外のタイミングで、こんなに不快な振動が出てきてしまって…。」
【現状について、ちょっと心配し始めている?】
「落ち着いてやれば、絶対にまた勝てるようになるって信じてますから。
もちろん、早く戦闘力を取り戻さなければと思って焦りが出てしまうのは心配だけど、でも、不安に陥って道に迷う必要はないんで。」
【ペドロ・アコスタについては?】
「想像以上に凄いですね…とにかく、恐いもの知らずで、状況を上手くコントロールし、競り合いでも上手いし。あれは称賛すべきですよ。」
★バニャイア選手はイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、ドゥカティ機2023年版について次のように話した。
「ここのトラックだと2023年版の方が楽でしたね…体力・腕力的には今年の半分で済みました。」
(参照サイト:『Moto.it』)
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あからさまにタイヤ批判はできませんからね
ロッシもミシュランを批判できないのでマシンのせいにしてました
まぁユーロラウンドから調子戻すでしょ。
フライアウェイは肩慣らし。
ドカ24マシンはもう少し対策に追われそうだな。
慌てない冷静なバニャイヤが好きだな。