『クアルタラロー:新フレームは大きく一歩前進!』
★4月26〜28日、スペインGPが行われ、ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が予選23位、スプリント5位、決勝15位だった。
★もともとヘレスは得意なトラックではないのだが、決勝では片腕に痛みが生じ、マシンを曲げることができず、ハードブレーキングで苦戦していた。
ラスト10周は、まともに操縦ができなかったとのこと(※腕上がりではない)。
ちょうど目の前にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア機)とペドロ・アコスタ(KTM機)が走っていたので、月曜テストに向け、それぞれのマシン研究していたと。
★4月29日(月)、ヘレス公式テストでヤマハは一歩前進した模様。
今回は大量の新マテリアル(フレーム、スイングアーム、電制システム、カウル等)が投入されていた。
新フレームは、次のフランスGPで使用される予定である。
★ヘレステスト後のクアルタラロー選手のコメント。
【今回のヘレステストでは18位(+1.033)だったが…】
「かなりの量のマテリアルを試してたんですよ…すぐに結果を出すのは難しいんですが、ポジティブなものもあったし、上手く機能しないものもありました。
ムジェッロで、またテストを行う予定です。」
【ヘレスでのテスト内容について、もっと詳しく説明してくれる?】
「エンジンはテスト用のものを使って…でも、レース用と同じなんですけどね。とにかく、テストでしか使わないエンジンなんです。
今はステアリングの挙動に手を入れてるところで…コーナー進入時はちょっと良くなった感じだけど、真ん中では駄目でした。
フロントタイヤのフィードバックがちょっと得られ…ずっと模索してた点なんですよ。でも、ちょっとだけで…まだまだって感じです。
力で何とかしなければならないんですよ。以前は第4コーナーなんて最速だったんですけどねぇ。
現在、すべてを分析してる最中で…2022年のフィーリングを取り戻せれば良いんですが。
新フレームは完全に別物で、大きく一歩前進って感じです…これまで進んできた道が正しいかどうかを、確認するための一歩になってくれました。
自分達の進んでる方向を確認するためには、もう1回テストしてみないね。」
【次はフランスGPは、貴方にとってホームレースだが…】
「今回テストした物をいくつか使う予定です。新マテリアルを違うトラックで使うのって、いつも楽しみなんですよね。
今後のサーキット3か所は、新マテリアルを使うのが楽しみな所なんですよ…ル・マンとムジェッロだって、かなり違うわけだし。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
腕の痛みの原因はバイク?
DUCATIはかなり負担が掛かるらしいから、その観点ならウイングの効果が出てきてそう
YAMAHAはDUCATIからクルーを引き抜いたけど乗ってたライダーが不在
カルが乗ってたのも随分前だし、そうみるとミラーの経験って重要だよね
カルと仲も良いから選択としてはアリ