マルク・マルケス『ドゥカティ選手になったおかげでブーイングが減った！』

『マルケス：ドゥカティ選手になったおかげでブーイングが減った！』

★5月31日〜6月2日、イタリアGP（ムジェッロ）が行われている。

★1日（土）、マルク・マルケス（ドゥカティグレジーニ）が、予選4位、スプリント3位だった。

★マルケス選手のコメント。

【スプリント/決勝で6回連続表彰台だが…】
「2位の大漁ですよね…とにかく、表彰台がまた1つ増えました。今日も上位争いができ、速い走りも披露できましたね。
スタートが酷かったんですけどね…明日に向け、未解決事項の1つなんですよ。でも、それを除けば、スピードは出てるから。
ペッコ（バニャイア）の方が一歩リードしてるんですよ…こっちもかなり頑張ったんですけどね。徐々に迫って行って…リズムはけっこう互角だったけど、残り2周で追いつけそうかなって思ったら第10コーナーでミスってしまって。あそこは予選でも転倒してるから。
とにかく、ドゥカティ勢2位だなんて嬉しいですね。」

【優勝に迫って来ているようで…】
「そうですね…2位まで来たら、あとちょっとだから。でも、執着はしてません。
ムジェッロ戦ですからね…2024年版ドゥカティ機の方がプラスの力が出せるトラックなんですよ。そこで2024年版選手らと戦えたんだから、大満足です。
しかも、（2023年版の）ベッツェッキやうちの弟よりも速かったし…あの2人は去年、ここで速い走りをしてましたからね。その点にも満足してます。」

【観客からのブーイングについては？】
「5割ぐらいだったでしょ…去年までは8割でしたからね。ドゥカティ選手になったおかげで、ここイタリアでは助かりました。」

【貴方は第1〜2セクターでタイムを稼ぎ、ペッコは第3セクターが貴方より上だったが…】
「彼の強みですよね…金曜からずっと第8〜9コーナーが最速で、僕はその辺でロスしてしまってるんです。まぁ、他のセクターで挽回してますけどね。
明日はどうなるか…全セクターで互角の走りができるかどうかですね。」

【契約交渉は去年より話が複雑になってしまってる？】
「いいえ。去年の方がかなり複雑でした…本当に大変だったんで。
今年は満足できそうなシナリオが3つあるんで、落ち着いていられるでしょう…とにかく、そのうちの1つに決まるわけだから。」

【ところで、明日は貴方がグリッド3位で、ペッコは5位に下がるが…】
「今日のペッコの強みの1つは、最初から首位に立ててたことですよね。
明日も、あんなベストスタートを切れるのかどうか…まぁ、僕は自分の方に集中していきますよ。
正直に言えば、グリッド4位の方が良いんですけどね…大差ないんだし、第1コーナーでのブレーキングを思えば、グリッド4位の方が良いんですよ。
それ以外については、まぁ、どんなことができるでしょうかねぇ。」

（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）