プラマック：バスティアニーニ奪取に失敗、KTMへの違約金も払う気だった…

『プラマック：バスティアニーニ奪取に失敗、KTMへの違約金も払う気だった…』

★6月28日、オランダGP中に『プラマック・レーシング』チームが今年末にドゥカティから離脱し、2025年以降はヤマハのプライベーターとしてモトGP参戦することを公表した。

★プラマックチームは2025年に向け、選手2名を探しているのだが、スポンサーとの取り決めによりイタリア人選手1名を獲得しなければならない。
そのため、既にKTMと契約済みのエネア・バスティアニーニと、2023年よりKTMで働いているアルベルト・ジーリブオラ（※バスティアニーニ選手の元チーフメカニック）を奪取すべく、両名の違約金の支払い準備もしていたようだが実現はしなかった。

★現在、プラマックチームの第1希望はミゲル・オリヴェイラ（アプリリアTrackhouse）であり、8月初めのブリティッシュGPでは何かニュースがあるかもしれない。

★現在、プラマックチームに所属しているホルへ・マルティンは2025年よりアプリリアファクトリーから参戦する。また、フランコ・モルビデッリはドゥカティVR46チームに移籍する模様。
なお、プラマックチームに派遣されているドゥカティ所属のエンジニア陣は、今シーズン末にドゥカティに戻り、その後、各部署に配属される予定。

★ちなみに、バスティアニーニ選手のマネージャーであるカルロ・ペルナットによれば、当初、同選手はヤマハと交渉していたため、2025年はヤマハファクトリーに移籍するものと思われていた。
しかし、最終的にKTM陣営に入ることを選び、グレジーニ時代のチームメカニックであるジーリブオラ氏と再タッグを組むことにしたのである。

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）