MotoGP

マルケス擁護のデマが拡散:ブレガ『僕は何も言ってない』

『マルケス擁護のデマが拡散:ブレガ『僕は何も言ってない』』

★7月26〜28日、『World Ducati Week』イベントがミザノサーキットで開催され、27日に余興レースとしてドゥカティのモトGP/SBK/BSB選手らによる『Race of Champions』が行われた。

★同レースの最終ラップでマルク・マルケス(モトGP)が3位走行中のニコロー・ブレガ(SBK)を抜き、表彰台を獲得した。
しかし、オーバーテイクの際の接触でブレガ選手が転倒したため、マルケス選手は『余興レースで行き過ぎた軽率な操縦をした』と非難された。

★当初は両選手の間に接触があったかどうか不明だったため、特にネット上で議論が沸騰し、27日夜には以下のようなブレガ選手のフェイクコメントが拡散されるほどだった。
「最終コーナーでの転倒は、100%僕自身のせいで…(マルケスとの間に)接触はありませんでした。」

★上記コメントは発信者が特定されておらず、100%捏造なのだが、マルケス擁護のために利用する者が出始め、議論はさらに過熱した。
なかには2015年のヴァレンティーノ・ロッシvsマルク・マルケスの一件を引き合いに出し、ロッシファンとアンチロッシ(※マルケス選手を『ロッシ時代』における犠牲者とみなしている)の戦いにまで発展した。

★なお、27日夜、ドゥカティ側から、『ブレガはマルク・マルケスとの接触後、最終コーナーで転倒した』と発表された。

★また、29日にブレガ選手が専門医による検査を受け、重大なケガはなかったことを報告しつつ、フェイクコメントについて次のように否定した。
《肩の方は、肩鎖関節の打撲のみで済みました。その治療とリハビリはしなければなりません。
あと、はっきりさせておきたいのですが…今回の一件について、僕はコメントを一切出していません。ですから、ネット上で拡散されているコメントについて、僕にはどうすることもできません。》

★ちなみにブレガ選手(24才)は、当初、VR46ライダーズアカデミーに所属し、2016年にVR46チームからモト3デビューした。
2019年には同チームからモト2昇格し、当時はルーカ・マリーニと組んでいた。
2020年からグレジーニチームでモト2参戦を続けたが(※同チームではディッジャ選手と組んでいたこともある)、2022年にスーパースポーツ世界選手権に移り、2023年に同クラスでタイトルを獲得した。
2024年はSBKのドゥカティファクトリーチームから、アルヴァロ・バウティスタと組んで参戦し、現在、総合2位に就いている。

(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

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