『アロ：マルケスの右腕がきちんと機能していない…』
★8月2〜4日、ブリティッシュGPが行われ、モトGPクラスのマルク・マルケス（ドゥカティグレジーニ）が、予選7位、スプリントは転倒リタイア、決勝4位だった。現在、総合4位（−62ポイント）。
★オスカー・アロ氏（ホンダLCRの元スポーツディレクター）が、YouTubeの動画インタビューで次のように話した。
【ブリティッシュGPのマルク・マルケスはどうだった？…】
「苦戦してましたね…マシンだけじゃなく、マルク自身にも原因があったようで…。
マルクのマシンにはTVカメラが搭載されているんですが…その映像からすると、右折コーナーでちょっとトラブってるんですよ。（右）腕がきちんと機能してないからですね。
2レース共、大変そうだったでしょ…この問題をちょっとでも解決できれば良いんですけどね。でなければ、チャンピオンシップで（高順位を）取り逃してしまうでしょう。」
（※ダニ・ペドロサ（KTMテストライダー）もマルケス選手のコーナーリングについて、「立ち上がりで問題を抱えている」と指摘している。）
【ホルへ・マルティンの方は総合順位で首位に返り咲いていたが…】
「タイトルを取れれば良いんですけどねぇ…彼はマドリッド出身だし、プラマックチームでしょ。
あそこには友人が多いんですよ…ジーノ・ボルソイやフォンシ・ニエトもいるし、あと、チームオーナーのパオロ・カンピノーティとかね。
マルティンにとってっは、今回、タイトルを獲得できたら栄誉なことでしょう。とにかく、他の誰よりもタイトルを取って然るべき選手なんですからね。」
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Twitter Instagram）
そうですね、マルティンはチャンピオン候補。
だからドゥカティのワークスチームに入るに相応しい人物。
マルケスではなかったが、ドゥカティは商業的に選んでしまった。
この見立てが正しいなら、そして来年ファクトリーマシンを得るディッジャがコンペティティブなら、チャンピオン争いは面白くなりそうかな