『ザルコ:チャントラがホンダLCR加入?…まっさらな選手ってのも時には良いかもね』
★8月15日、アプリリアのプライベーターであるTrackhouseチームがアイ・オグラ(23才、モト2参戦中)と、2年契約(2025/2026年)を交わしたことを公表した。
★ホンダ陣営は2年前よりオグラ選手をモトGP昇格させようとオファーを出していたが、オグラ本人が欧州チームを選んだ。
このため、現在、ホンダはソムキャット・チャントラ(25才、タイ出身、モト2参戦中)を、ナカガミ後任としてホンダLCRからモトGP昇格させようと動いている模様。
★8月15日、オーストリアGPの木曜会見で、ヨハン・ザルコ(34才、ホンダLCR)が次のように話した。
【2025年のチームメイトには、ナカガミ&チャントラ選手のどちらが良い?】
「どうちらですかねぇ…僕が耳にしたことからすると、チャントラも良いかもしれませんよね…タイ人だし、ギンギンで攻めに出るタイプなんでしょ。ただ、当然のことながら、ナカガミレベルの経験はないんですけどね。
どちらが良いんですかねぇ…チャントラに決まったら、刺激的だろうし…ナカガミ継続なら安全だろうし。どうなるんですかねぇ。」
【ホンダの現状からすると…?】
「ルーキーって言うのは新しいことを学ばなければならないわけだから、上手く適応していけるかもしれないし…もしかしたら、マシンの長所短所を上手く見極められるかもね。
ルーキーだからこそ、(モトGP機に関し)好みも何もないわけでしょ。まっさらの方がポジティブな場合もあるじゃないですか。」
【今年のホンダは新マテリアルを数多く投入しているが…】
「なんと言えば良いのか…とにかく、フィロソフィーが異なるわけだから。
ドゥカティの場合、過去に大量のマテリアルを試してきて、3年ぐらい前から全て上手く機能してる感じですよね。
新しいものを投入しても、既にきちんと機能してるベースがあるわけで…きちんとしたベースがあれば、何を投入しても上手くいくもんなんですよ。
一方、現在のホンダは、まさにそのベースが弱点になってしまってるんです…何を試したところで、そもそもベースが駄目なら上手く機能しないでしょ。
そのため、大量に試しているわけで…まぁ、ドゥカティやKTMなど欧州メーカーがやってることと比べたら、あまり目立たないのかもしれないけど、でも、歩みを止めず頑張ってるんですよ。
作業内容を間近で見たら、けっこう物凄い状態だから。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
実力至上主義なので、もっといい成績のライダーがいるでしょと言いたいですが、チャンドラは愛される性格だし経済効果は日本人を起用するより大きいと思う。タイGPは今まで以上に盛り上がりそうですね。
チャンドラのMOTO2の成績では、少なくともザルコやミル以上の目立つ成績を残すさないと中上選手と同様に他チームに移籍する道は有りません。決まったですから、来年頑張って欲しいです。
今のドン底RCVに乗せて若手どうするの…
あと1〜2年、しっかりとした土台と成績を残せるようになってからでしょ。
ホンダ4人の似通った成績からして限界点がそこまでだと証明してる。
アジア方面の新しい広告塔としてはいいんだろうけど成績伴わなければ悲惨。
来年誰が上がっても今のホンダじゃ最下位争いしか出来ないし