『ペトルッチ:イアンノーネを期待外れって言う者は、モトGPのことが分かってない』
★10月18〜20日、SBKスパニッシュ最終ラウンドが行われ、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティBarni)が予選4位、レース1はリタイア、スーパーポールレース4位、レース2は6位だった。今シーズンは総合5位(−220ポイント)となった(※各リザルトは記事下にあります)。
★9月のイタリアラウンドでトリプル優勝を果たした後は、アルヴァロ・バウティスタと総合3位争いができそうな勢いだったが、ラスト2ラウンドは転倒が続き、苦戦してしまった。
2024年はプライベーター首位となった。2025年の目標は毎回トップ3争いをすることである。
★11月7日、ペトルッチ選手が伊サイト『Gpone』のインタビューで、アンドレア・イアンノーネのモトGP代役参戦について次のように話した。
【イアンノーネ選手のマレーシアGP参戦は観た?】
「いつも通り、速かったですよね。『イアンノーネはもっとやれると思ってた…』なんて言ってる者は、オートバイのことが良く分かってないんですよ。
あれはね…一人も知ってる社員がいない状態で、いきなり多国籍企業の社長になるようなもんだから。そもそも無理なんですよ。
僕も2回やったけど…1回目はスズキで…並列4気筒エンジンなんて、いったい何年ぶりだろうって感じでねぇ。
2回目は去年のバスティアニーニ代役で、けっこう速くてポイントも獲得できたんですよ(※決勝11位)。とは言え、正規選手よりも好結果を出そうなんて…不可能だから。
あれはね…オートバイに似てる乗り物だけど、操縦方法は別物なんですよ。
アンドレアは、1周タイムは速かったじゃないですか…でも、レース距離を走ろうと思ったら、きちんと準備して、シーズン初めからモトGP機に乗ってないと。
じゃないと、コースを横切る物すべてに気を取られてしまうんだから。しかもセパンなんて、シーズンの中でも最悪じゃないですか…『ミッションぎりぎりポッシブル』って感じでしょ。」
【イアンノーネ選手の代わりに、自分が出たい…なんて思った?】
「前にも話したけど、この2年間で2回出てみて…素晴らしいのは、実際にマシンに乗るまでなんですよ。SBKレースよりも遥かに難しいんだから。
とは言え、『ちょっとモトGPに出てみないかい?』なんて言われて、『NO』って言える選手なんていないでしょうね。
七転八倒して最下位争いをすることになっても、あらゆる苦労が吹っ飛んでしまうぐらいの感動なんだから。」
『2024 スパニッシュ SBK 総合順位』
『2024 スパニッシュ SBK レース2リザルト』
『2024 スパニッシュ SBK SPリザルト』
『2024 スパニッシュ SBK レース1リザルト』
『2024 スパニッシュ SBK 予選リザルト』
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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ペトルッチとイアンノーネが事前テストと強化トレーニングをすればMotoGP走れる能力はあるがもうトップ10内は厳しいのが現実。
ナイスコメント!
オートバイ、オートバイ乗り、オートバイ好きに対して愛があるからだねぇ^^
もう1人のやっかみ君のコメントを払拭してくれますわ。
あいつも良いライダーなのになぁ。
素晴らしい!
やっぱペトルッチさん好き♪
『ミッションぎりぎりポッシブル』
名訳、いただきました!
イアンノーネよりもプライベータートップになったご褒美として
ペトルッチに走ってほしかった
その方がプライベーターのモチベーションにもなるし
実力(あるのはわかっているけど)よりも人気でシート獲得は好きじゃないな