ルイス・ハミルトン：KTM出資に向け、交渉中

『ルイス・ハミルトン：KTM出資に向け、交渉中』

★11月末に『Pierer Mobility AG』の子会社である『KTM』の破産手続き開始が公表され、12月20日にはオーストリアの裁判所で第一回公聴会が行われた。

★KTM側はモトGP参戦の継続を公言しており、先日、ピット・バイラ（モータースポーツディレクター）が独サイト『Speedweek.com』のインタビューで以下の点を公言した。

・現在、KTMのモトGPプロジェクトに対し、投資家からの関心が多数寄せられている。

・今後に向けて組織体制を変え、レースプロジェクトを独立させる必要があるだろう。

・来シーズン開幕前には、皆さんに興味深い報告ができるはずだ。

★F1のルイス・ハミルトン選手が以前よりモトGPプロジェクトへの出資を考えており、これまでもグレジーニチーム買収の噂が出たことがある（※同件については、その後、否定されました）。
ハミルトン選手からの出資の可能性について、バイラ氏は次のように話した。

【ハミルトン選手がKTMに出資する可能性もあるの？】
「（ハミルトンの）マネージメント担当者と、なかなか興味深い話し合いをしました。
ハミルトンはモトGPに興味があり、自身のチームを所有したいと考えているとのことで…我々とも具体的な話し合いを行いましたよ。」

【しかし、ハミルトン選手のスポンサーは『Monster』なのだから、『Red Bull』が付いているKTMに出資することはできないのでは？】
「我々に協力しようと思ってくださる皆さんは、KTMと『Red Bull』が離れがたい関係であることをご存知ですからね。
現在に至るまで、その点が問題になったことはありません…投資家と言うのは、スポンサーとはちょっと異なるものですから。」

★ちなみに、最近、ハミルトン選手がスポンサーを『Monster』から『Celsius』に変更しようと考えていると報じられた。
ハミルトン選手は2025年よりフェラーリからF1参戦するのだが、『Celsius』はフェラーリをスポンサードしている。

（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）