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『ウッチョ:ディッジャのドゥカティ2025年機はバニャイア版を選択した』
★2月12〜13日、タイのブリーラムにあるチャーン・インターナショナル・サーキットでモトGP公式テストが行われた。
最終日のドゥカティ選手の総合リザルトは以下のとおり。
首位マルク・マルケス(ファクトリー、2025年機、1.28.855)
2位アレックス・マルケス(グレジーニ、2024年機、1’29.034)
5位フランチェスコ・バニャイアは(ファクトリー、2025年機、1’29.378)
7位フランコ・モルビデッリ(VR46、2024年機、1’29.454)
18位フェルミン・アルデゲル(グレジーニ、2024年機、1’30.085)
※ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(VR46、2025年機)は骨折により不参加。
★冬季テストの結果、ドゥカティは2025年機のエンジンに2024年版を選んだ。
★同テスト最終日、ドゥカティVR46のアレッシオ・サルッチ(チームプリンシパル、通称ウッチョ)が、イタリア『SKY』のインタビューで次のように話した。
【ディ・ジャンナントニオ選手の2025年機は、どのようなバージョンになるの?】
「(ドゥカティ側に)バニャイア版を頼んでおきました…ディッジャにはぴったりって感じなんで、同じものを頼んだんです。この2人はライディングスタイルが似てるんですよね。
ディッジャのコンディションからすると、開幕戦が冬季テスト代わりになるだろうから大変でしょうけどね。まぁ、マシンのシートに縛り付けてしまわないと…とにかく、ライダーって言うのはプッシュしたがるもんだから。
(開幕戦の)金曜セッションでは、ドゥカティと一緒に集中プログラムをやる予定なんですよ…まずは自分らの立ち位置を確認し、それから作業を始めないとならないから。とにかく、テストみたいな作業になるでしょうね。
他の選手らは計5日間のテストで走ってるのに、ディッジャはセパンテスト初日だけで…しかも、2ヶ月ぶりのモトGP機だったから、通常のリズムでは走れなかったんですよ。
だから、チームの方が乗りやすいパッケージにしてやらないとならないでしょ…今、ドゥカティ側が取り組んでくれてるとこでね。あとは土・日セッションでどうなっていくか…でしょうね。」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
先ずは開幕戦で出走する姿を観たい。
パッケージが現段階でマルケスバージョンとバニャイアバージョンに分かれてるとも思えないんだけど…