
『2025 アラゴンGP モトGP スプリントリザルト&トピックス』
★6月7日(土)、アラゴンGP モトGPクラスのスプリントが行われた。
★トップ9(ポイント圏内)はドゥカティ5名、KTM3名、アプリリア1名。
★ルーキー陣は3位アルデゲル、19位チャントラ(最下位)。オグラ選手は欠場。
★ドゥカティ
首位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)。後続を2秒引き離して圧勝。ファーステストラップで1分46秒台を記録したのはマルケス兄弟だけ。PPスタート直後にアコスタ選手と接触し、双方膨らんでしまった。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは12位(VR46ライダーズアカデミー)。グリッド4位から最悪スタートで、すぐに2〜3選手に抜かれた。第3ラップまでは9位にいたが、第4ラップで膨らんで13位まで落ちた。
2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。中盤まで首位を固持し、後続の兄マルク選手を0.7秒まで引き離したが、第6ラップ第1コーナーで抜かれた。ファーステストラップは首位(1.46.906)。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは3位(昨年はモト2総合5位)。過半数の選手がリアソフトの中、リアミディアムを選択し功を奏した。
4位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。第8ラップまで3位を固持したが、第9ラップでアルデゲル選手に抜かれた。左足に微小骨折を負ってる。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは6位。
※兄マルク優勝&弟アレックス2位と言う順位は、今シーズン15レース中9回目。
※トップ4をドゥカティが独占しているが、2〜4位は2024年機である。
★KTM
5位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。スタート直後、最初のハードブレーキング地点でのコーナー進入がアグレッシブ過ぎて、兄マルケス選手に接触し、双方膨らんでしまった。
チームメイトのブラッド・ビンダーは9位。
7位マーヴェリック・ヴィニャーレス(KTMテック3、昨年はアプリリア機)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは17位(昨年はドゥカティ機)。
※バスティアニーニ選手以外、アラゴンでKTM機は好調。
★アプリリア
8位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。グリッド20位から拔きまくり。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは18位(テストライダー)。ホルヘ・マルティン代役。
10位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは欠場(昨年はモト2総合首位)。ブリティッシュGP中に負傷。
★ヤマハ
11位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。序盤はポイント圏内にいたが、徐々に後退していった。
チームメイトのアレックス・リンスは14位。
テストライダーのアウグスト・フェルナンデスはリタイア(昨年はKTM機)。技術トラブルによる。
13位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。ミール選手に接触して転倒させた。ミラー本人は転倒は免れたが、LLP処罰を科せられた。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは15位(昨年はアプリリア機)。
★ホンダ
16位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは19位(昨年はモト2総合12位)。最下位。
※ホンダファクトリーはジョアン・ミールがリタイア。ミラー選手に接触されて転倒。
ルーカ・マリーニは鈴鹿8耐プライベートテスト中に負傷して欠場。
『2025 アラゴンGP モトGP スプリントリザルト』
『2025 アラゴンGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)