
『タルドッツィ:バニャイアを見捨てたことは一度もない』
★6月28日(日)、アラゴンGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、決勝3位だった。現在、総合3位(−93ポイント)。
★バニャイア選手はブレーキディスクを大きめのもの(355mm)に替えたら、自信を取り戻すことが出来た。なお、他の選手らは340mmを使用している。
★決勝後、ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)が次のように話した。
「ここ最近のレースがあんな感じだったから、当然、(バニャイアは)穏やかな心境ではなかったわけで…しかし、今回は強い精神力を見せてくれました。
今日は本当にチャンピオンライダーって感じでしたよ。午前ウォームアップの走りを見た時から、『今日は良い結果を出せそうだ』って思ってましたけどね。
(ブレーキディスクの変更については)小さなことの積み重ねが自信につながるんでしょうね…ディスク以外にも、今週末のジジ(ダッリーニャ)やエンジニア陣との会話が役に立ったんだと思いますよ。
チームにしっかりサポートしてもらえてるって思えば、大きな力になるもので…孤立無援にさせるようなことは一度もありませんでしたからね。
あちこちに色々と書かれていたようだが、うちはペッコを前で走らせようと常に戦ってたんですから。
明日のテストではペッコがムジェッロで優勝争いできるよう、さらに手を尽くすことができると思いますよ。」
★決勝後、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)が、イタリア『SKY』で次のように話した。
「実に素晴らしい日でした…最高の日曜日の1つと言えるでしょう。
ペッコ(バニャイア)はチャンピオンライダーらしい姿勢を見せてくれて…マルクにもペッコにも大満足ですよ。
月曜テストは重要なものとなるでしょう…新マテリアルも用意しているし、次はムジェッロとアッセンですからね。どちらもペッコ得意のトラックでしょ。今回のような調子で走ってもらいたいと思ってます。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)