
『ザルコ:無線は好きじゃない…年を取ったら耳が遠くなりそう』
★6月6〜8日、アラゴンGPが行われ、モトGPクラスのヨハン・ザルコ(ホンダLCR)が予選12位、スプリント16位、決勝はリタイアした。現在、総合6位(−136ポイント)。
★6月9日(月)、アラゴン公式テストではセッション総合17位だった。
★9日のテスト終了後、ザルコ選手が次のように話した。
【今回のテストについては?】
「何回も出走し、エンジニア陣用のデータを集めてました。僕はライダーなんで、今日の作業の全体像を理解するのは難しいんですが…電制システム関連では、エンジニア陣の許容範囲以上に多くの点に焦点を当てて作業してました。
それで、1周タイムのことは気にせず、様々な新マテリアルのテストをし…カーボン製スイングアームなんかは興味深かったですよ。リアグリップのコントロールが上がり、加速やブレーキングで好パフォーマンスを保証してくれるんですよ。実際、タイムも削れてたし。
すぐには実戦投入されないでしょうけどね…でも、アジア/オセアニア戦が始まるまでには使えるでしょう。」
【完全パッケージでは走行しなかったそうで…】
「コンセッション(優遇措置)があるとは言え、エンジン使い放題の走り放題ってわけにはいかないんで…。
とにかく、このマシンのことは良く分かってるんで、比較はきちんとできますから。まぁ、今回のテストで順位はあまり目安にしてないんで…実施された作業の方が重要だから。詳しいことは言えませんけどね。」
【満足ゆく出来だった?】
「そうですね…スイングアームなんか特に。今回試した新マテリアルのいくつかにより、門戸が開けていくかもしれません…もしかしたら、2026年のアドバンテージになるかもね。」
【今日は無線システムも試したのでしょ?】
「走行中って、ヘルメットが100%固定されてるわけじゃないんで…よく聞こえる時もあれば、そうじゃない時もあるんですよ。まぁ、そう言う問題はなかったって言ってた選手も何名かいるようだけど。
僕としては、好ましいシステムとは思えないですね…FIM(国際モーターサイクリズム連盟)の責任者と話し合ってみますよ。デシベル的にはF1を真似て、アダプティブサウンドのイヤホンにすべきなのかもね。
個人的には自分の聴力が落ちないようにしたいんですよね…このままだと、50才を超えたら劣化していきそうなんで。」
【モトGPでは危険だと思う?】
「そんなことはないでしょ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ミルもザルコも言及してる位だから新スイングアームは余程良いんでしょうね。
色んなライダーが無線システムのレビューしてるけど評価は芳しく無いね
4輪と違って車体のバランサー兼各種デバイス操作も同時にするから当たり前な話だけどさ
普段音楽イヤホンで聞かないのかな?
ラジカセ担いで聞いてるの?
ザルコ師匠、9日のテストで走ってから鈴鹿で11日、12日と鈴鹿で8耐のテストも走ってたんですね!めっちゃタフやなぁ!
ファンサービスも神対応で、一緒に写真を撮ってもらいました。ザルコ師匠、ありがとうございました!
ところで、『アダプティブサウンドのイヤホンにすべき』って仰っているって事は、今回のテストではANCが効いてないイヤフォンを使ったって事なのかなぁ?
多分、多くのMotoGPライダー同様、普段は耳栓してると思われ。それを外してANC無しのイヤフォンを使えって言われたら、バイクの爆音に対抗してイヤフォンの音量をただ上げるしかなく、、、って事?
識者のご意見を求む!
あ、そうそう!
ザルコ師匠はピアノもお上手ってことも忘れちゃいけませんね^_^
耳は大事(*´∀`)♪