喜ザルコ『去年と比べると、他メーカー機との差が半分になった！』

『ザルコ：去年と比べると、他メーカー機との差が半分になった！』

★6月20〜22日、イタリアGPが行われ、モトGPクラスのヨハン・ザルコ（ホンダLCR）が予選14位、スプリントはリタイア、決勝もリタイアした。現在、総合6位（−173ポイント）。

★6月27〜29日、オランダGPがアッセン・サーキットで行われる。

★6月26日、ザルコ選手が木曜会見で次のように話した。

【先のイタリアGPは両レースともリタイアとなってしまったが…】
「今日のチームとの話し合いは良いもんでしたよ…ムジェッロの分析データが、けっこうポジティブだったんでね。
かなりの苦戦トラックではあったけど、3日間でグッと進歩があり、マシンコントロールが良くなってたんですよ。
転倒は残念だったけど、まぁ、あれも仕事の一部だから。今回も同様に進歩できるよう頑張って、セッティングと僕の操縦が上手くマッチするよう願ってます。
電制レベルやエンジンブレーキ、トラクションでもちょっと深掘りできるようになってきてるんで、今までより仕上がってると思いますよ。」

【では、今回のオランダGPに向けては？】
「良い週末になってくれると良いんですが…技術面は有利そうですけどね。
それほど暑くならないだろうし、今回は平坦なコースなのがポジティブに働いてくれるかもしれないし…ムジェッロのアップダウンは、他メーカー機よりも問題が多発するって分かったんで。
そう言うのって、マシンのバランスの良し悪しをはかる助けになってくれるかもね。」

【アップダウンだと問題が増えるの…？】
「時々、そう感じることがありますが…詳しい話はちょっとね。イメージがはっきりしてきてるのは良いことでしょ…開発作業はまだ続いてるんだから。
とにかく、ムジェッロは大変だったけど、去年と比べれば、（他メーカー機との）ギャップは約半分になってますからね。ポジティブにしか見えないでしょ。」

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）