クアルタラロ『金曜にタイヤを使いすぎてしまったけど…でも、転倒はそのせいじゃない』

『クアルタラロー：金曜にタイヤを使いすぎてしまったけど…でも、転倒はそのせいじゃない』

★6月21日（土）、オランダGPのモトGPクラスでファビオ・クアルタラロー（ヤマハファクトリー）が、予選首位、スプリントはリタイアした。

★スプリントでは第10ラップの第13コーナーで、4位走行中にフロントが流れて転倒した。

★スプリント後、クアルタラロー選手が次のように話した。

【スプリントでの転倒については…？】
「金曜セッションでミスってしまったんですよね…タイヤを1本余計に使ってしまって、レース用のを残しておかなかったんですよ。
そのことが多少は関係してるけど、でも、大きく影響はしてません…（スプリントでは）最初からずっと、限界ぎりぎりプッシュをしてたんで。直線コースでタイムロスしてしまうって、分かってたから。
自分の前後に他の選手がいたら、抜かれないように気をつけるわけで…タイムは下がり気味になってしまうものでしょ。」

【確かに序盤ラップは爆走していた…】
「最初に順位を稼いでも、最後までキープできるわけじゃないから…とにかく、僕は序盤で全力を尽くさなければならないんです。
予選では1周タイムがうちの強みだってことが分かったけど、レースで集団戦になると苦戦してしまうんです。第5コーナーの途中や直線コースでもタイムロスしてしまうし。
今、頑張って作業してるところなんで…どう対応すべきか様子を見ていきますよ。」

【ヤマハ機の弱点については…？】
「タイヤコントロールを、もっときちんとしないと…他の選手の方が僕らより気を配ってるってわけじゃないんですよ。
とにかく、もっとタイヤコントロールをして…うちはオーバーヒートするのが早すぎるんで。
あすは長いレースになるわけだから、焦らず様子を伺っていかないとね。」

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（参照サイト：『Moto.it』）