
『マルケス:なぜ弟が僕を抜かないのか?ベッツェッキだって抜かなかったでしょ!』
★6月29日(日)、オランダGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が、決勝首位だった。現在、総合首位(後続と68ポイント差)。
★決勝後、マルケス選手がイタリア『SKY』で次のように話した。
【今回の決勝については?】
「素晴らしいレースでしたね。どうも今年は、苦手サーキットの方が37ポイント(土日ダブル優勝)を確保できるようで…得意な所はミスってるんですよねぇ。
今日は大満足です。正直な話、またもや最速じゃないのに勝てたんだから…昨日もそうだったでしょ。レースでは、思い通りのマネージメントをしようと頑張りました。
100%ハッピーって感じではないですけどね…弟アレックスが指を骨折してしまったんで。タイトル争いのライバルだから、きちんと参戦していて欲しいんですよ…あと兄弟なんだし。」
【今日はマルコ・ベッツェッキに対し、隙を一切見せず…】
「昨日、ちょっとムカついたんですよ…うちの弟が僕に迫っては来ても、攻めてはこないって言う声がけっこう上がってたでしょ。
今日のマルコも攻めてはこなかったですよね…前を走ってる選手が隙を見せなければ、オーバーテイクを仕掛けることはできないんですよ。
昨日は皆、『アレックスはマルクを攻めようとしない』って言ってたじゃないですか…今日は別の選手が同じように走ってたんですけどね。
自分の弱点が第11〜12コーナーだってことは分かってます…一番高速で狭い地点なんですよね。でも、適切な走行ラインを走っていれば、抜かれたりはしないんですよ。
今回の僕の強みはハードブレーキングだったんですが、土曜スプリントでは弟を、そして今日はマルコを抑えました。昨日は弟の方が速かったし、今日だってマルコの方が速かったのにね。」
【そして、抜ける地点では着実に抜き…】
「左折コーナーのお陰で、今週末は助かりましたよ…あの辺で僕は最強だったんで。
スプリントではクアルタラローを抜いたし、今日はバニャイアを抜きました。あの辺では、タイトなライン取りとハードブレーキングで守り抜きました。
ミスしないよう注意し…いくつかのコーナーでミスせずにスペースを塞いでやれば、首位を維持できるって分かってたんで。
とは言え、今日の優勝は予想外でしたけどね。」
(参照サイト:『Corse di
スプリントも決勝も終盤まではマルクを抜けそうな感じではあったけど、最終盤では無理だって感じだったよね
アレックスもマルコもマルクを序盤に抜いたところで後で抜かれるんだから最後で勝負しようって思っちゃうけど、この最後の強さがマルクの強さで、アレックスも抜けきれないのが続く原因なのかもしれない
マルクだけ別次元で、もうチャンピオンシップに興味が薄れていく。。。
マルクは、やはり最強最速のライダーだなぁ
って思えるレースでした。
弟ケスは早期怪我の回復を願うばかりです。