
『クアルタラロー:とにかく、問題はエンジンなんだ!』
★7月18〜20日、チェコGPが行われ、モトGPクラスのファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が予選3位、スプリント5位、決勝6位だった。現在、総合9位(−279ポイント)。
★決勝後、クアルタラロー選手が次のように話した。
【今回の決勝については…?】
「昨日のスプリントと同じです…うちは序盤5周がとにかく大変で、トラクション不足が酷いんですよ。
午前ウォームアップは完全に別セッティングで始め…僕も気に入ってたんですが、結局、レースリザルトは似たようなものでした。
まぁ、いつもとはちょっと違うマシンを試してみるって言うのは、ポジティブでしたけどね。」
【トラクション不足については、どの辺で発生するの?】
「あちこちで。他のメーカー機は両輪でブレーキをかけるけど、僕らは前輪だけなんです…だから、目の前に先行機がいると、こっちは20m手前でブレーキをかけなければならないんですよ。
序盤ラップでは、特にその点で苦戦してしまうんです…ペース的には、それほど引き離されてないんだから。特に終盤では好ペースを維持できるんですが、とにかく、常に集団の中に埋もれてしまうから…大苦戦してしまうのは、そのせいなんですよ。」
【リアブレーキ問題の原因は?】
「(並列4気筒)エンジンに関係してるんだと思います…V4エンジンの方は、その点に改善が見られたらしいんで。
エンジンブレーキ絡みなんですが、他の細かい箇所も関係してるんですよ。うちの問題は1つだけじゃなく、色々とあるんです。
そのせいで、具体的にゼロコンマ何秒ロスしてるかは分かりません。僕に分かるのは単独走行の時は上手く操縦できるし、好ペースも出せるけど、集団戦になるとリアや馬力、エアロダイナミクス面でのタイムロスが大きいってことだけなんで。でも、それらの改善を目指し、作業をしているところですから。」
【今回はドゥカティ機だけでなく、アプリリア機やKTM機にも抜かれてしまったが…どの辺が違うの?】
「うちのマシンとは似てませんからねぇ…3メーカーともフレームの形状が違うし。とにかく、うちは相変わらず同じ問題を抱えてるんですよ…変わらないのはエンジンだけで。
だから、何か探り出せないものかと…心の底から思ってます。他のメーカー機と比べ、うちは似たような問題を抱えてるんだから。
まぁ、あくまでも僕の意見であって、確信はないんですよ。僕はエンジニアじゃないし、V4エンジンも試したことがないですからね。」
【グリップ不足とコーナー立ち上がりの加速…もしどちらか1つ改善できるとしたら?】
「グリップ不足の方ですね…そこを解決すれば、もう1つも解決するだろうから。
まさにそこが問題なんですよ…コーナーを抜けてしまえば、それほど酷い状況じゃないんだから。
ブレーキングやコーナー進入/立ち上がりに必要なのは、グリップなんですよ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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先日の生地では、エンジン形式などどうでも良い!と言ってましたよね。 日々変わる状況に対するフラストレーションの結果と思いますが、V型化で、光明が見えるといいですね。 並列4気筒だと、重量配分がフロントヘビーになるというのは、素人考えでもなるほど・・とは思いますが・・。まあそんな単純な話ではないですよね。
まぁV4が使い物になるまで待つしかないヤマハ
M1Vになっても劇的に変わらない、つまりファビオのリクエストには応えられない気がするねぇ…
DUCATIはファビオよりアコスタを欲しがるだろうし、移籍するならApriliaしか残ってないか
ミシュランは全メーカーの意見を聞いてタイヤを開発すると思うのですが。
ホンダとドゥカティとKTMとアプリリアとヤマハの意見を聞いてその中間のタイヤを開発すると思うのですが。
V4とV4とV4とV4と並列4気筒の意見を聞いてその平均値のタイヤを開発したらV4寄りのタイヤが開発されるからだと思うのですが。
別に並列4気筒が悪いのではないと思いますが。
たぶんスズキが並列4気筒で参戦を続けていたら多少は並列4気筒よりのタイヤが作られてヤマハも速かったと思いますが。
ロッシが乗っていた時から、リアのグリップ問題を訴えていて、ドヴィツィオーゾが参画していた時も同問題を訴えていた気がする。ミシュランタイヤとの相性だと思っていたけど、根本的に何かを間違っちゃったのかな。
走って開発できるライダーじゃないね チームナンバーワン選手なのにもったいない うまく乗れても自分でアイディア出して試すほどの能力が感じられない ドカ乗せたら其れこそ速いと思う