
『ベッツェッキ:マルク・マルケスはとにかく上手い…最強ですね』
★8月22〜24日、ハンガリーGPが行われ、モトGPクラスのマルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー)が予選2位、スプリント7位、決勝3位だった。現在、総合4位(−258ポイント)。
★ここ3GPの決勝で3回連続表彰台に上がっている(2位、3位、3位)。
★決勝後、ベッツェッキ選手がイタリア『Sky』で次のように話した。
【リアタイヤについて、マルク・マルケスはミディアムだったが…なぜ貴方はソフトにしたの?】
「今回も前回も、金曜日がイマイチで苦戦してしまったんですよ…土日は調整できるんだけど。
ここ最近に比べ、ハードブレーキングで何か足りなくって…それでソフトにするしかなかったんです。ブレーキングでは超グリップが出てくれてました。
あのグリップが必要だったんですよねぇ。あれがなかったら、レースの3分の1も走れなかったでしょうね。ソフトタイヤが、あんなに早くタレてしまうなんて予想外だったけど…。
マルク(マルケス)が追いついて来て、僕よりむちゃくちゃ速いんですよ。こっちはすぐに苦戦しだし、減速するしかなくって…そうしたら、アコスタにも抜かれてしまって。
今シーズン1〜2を争う難関レースだったけど、最終的には結果オーライでした。」
【マルク・マルケスとの競り合いについては…?】
「別のスポーツをやってるなんて言うけど、とにかく、上手いんですよ。最強ですよね…言うまでもないことだけど。とにかく、マシンの扱いも上手いし、それ以外のすべてにおいて上手いです。
ライダー自身が強くて、さらに周囲の諸々がきちんと調整されてるなら…他を大きく引き離せますよね。
僕は満足してますけどね…全力を出し切ったんで。それに、いずれ追いついていけるだろうし。」
【少しだったが、確かに良い競り合いをしていた…】
「最初はこっちが前にいて、無理をしないようにしてたんですよ…タイヤを酷使しなくても、けっこう楽にタイムが出てくれてたんで。
(マルケスが)迫ってきた時、唯一の対抗策はキチガイみたいなハードブレーキングで戦うことだけだって分かってたんで…頑張りましたよ。
ただねぇ、とにかく、(マルケスは)速いんですよ…もうお手上げって感じで。とにかく、ベストは尽くしました。
FPでのペースからしても、こっちはVR46組よりちょっと遅かったんだから。次のバルセロナが楽しみですよ…あそこは大好きなんでね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(2025/8/27 18:57:00時点 Amazon調べ-詳細)