Screenshot『マルケス：完全復活の決め手は2つ！』
★先日、ボローニャのドゥカティ本社で行われたイベントに出演したマルク・マルケスが、次のように話した。
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【右肩へのケガが続いているが…】
「精神的にキツかったですね…でも、（タイトルを）勝ち取った後だったんで、物凄くキツいってほどでもなかったです。
身体的には大丈夫なんだけど、2020年以降、（手術を）4回もやってきて…またやるのかって思ったら、精神的に大変でねぇ。
あの時みたいに回復するには、朝8時に起きて、夜7時まで頑張らないとならず…特にメンタルがキツいんですよ。
毎日前進なんでできないもので、後退してしまう日も何日かあり…おかげで忍耐と言うものを学びましたけどね。
例えば、その時学んだ忍耐を、今年はトラックで活用してました。」
【年齢を考えれば、ここまで復調するなんて驚異でしょう…大きな決め手となった瞬間はあった？】
「一番は2023年の日本GPですね。あの1週間後、ホンダ離脱を決めたんです…全てを与えてもらい、ピットボックスには多くの友人が働いていたのに…そのホンダを辞め、グレジーニ移籍を決めました。
その時までナディア（グレジーニチーム・オーナー）が待ってくれてたからなんです。シーズン閉幕まで残り4GPってタイミングでしたからねぇ…普通なら、そんな時まで待ってくれませんよ。
スポーツ的な視点では、それが一番の決め手でした。もう1つの決め手は、右腕に4回目の手術を受けたことでしょうね。
既に右腕は治ったと言える状態だったんですが、アメリカへ行き、切除および矯正手術を受けたんです。
難しい選択だったんですよ…普通に生活する分には、充分に使える状態だったんだから。でも、オートバイ操縦には充分じゃなかったんです。
だから、あえてリスクを負うことにし…まぁ、その結果、グレジーニに移籍してファクトリー昇格もできたんですけどね。」
【ちなみに、クリスマスプレゼントは何が欲しいの？】
「何も…いつも、家族の健康を望むだけなんで。勝てるようになりたいって望むなら、努力すれば良いわけでね。とにかく、健康が一番大切ですよ。」
【今後の予定は？】
「（今年の仕事は）今日が最後なんで実家に戻って、今後の2週間はトレーニングしつつゆっくりしたいですね。
来週からオートバイ走行も始める予定なんですが…はっきりしてなかったんで、検査を受けたところ、OKが出ました。
骨は完全に癒着してるそうです…そこが一番重要だったんでね。まぁ、100％の操縦はまだだけど、70〜80％レベルの走行ならいけるんで。」
［ 完 ］
（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）
