Screenshot『マルケス：アルデゲルのデータはけっこう役に立った！』
★12月初め、アレックス・マルケス（29才、ドゥカティグレジーニ）が伊サイトで次のように話した。
【プライベート選手としては20年ぶりの総合2位となり…】
「上手く行きましたよねぇ…まぁ、ポイトント的にはそれほど迫っていけなかったけど（※総合首位と78ポイント差）。
でも、タイトル争いはできたし、兄マルク相手に戦えたのはうちだけでしたからね。一瞬、総合首位に立ったこともあったんだから上出来ですよ。」
【フェルミン・アルデゲルが加入した際、貴方は『ルーキーには僕らにはない新鮮さがあるから学びたい』と言っていたが…】
「無謀な面とかを少し学びました。昇格したばかりだとタイヤ知識もないし、マシンの限界点も知らないから…コーナー進入や高速コーナーの周り方など、アプローチの仕方が違うんですよ。
ほら、ミシュランタイヤって、コーナ進入に関し、ちょっと分かりにくいことがけっこうあるじゃないですか。でも、（アルデゲルは）それを知らないから、ずっとピレッリタイヤみたいな入り方をしてたんです。
だから、彼のデータはかなり興味深いわけで…『あれで転ばないってことは、僕も試してみようか』って、データを検証して思うわけですよ。」
［ その2に続く］
★アレックス選手は2013年にモト3フル参戦を始め、翌2014年に同タイトルを獲得した。
2015年にモト2昇格し、2019年に同タイトルを獲得、翌2020年にホンダファクトリーから兄マルク選手のチームメイトとしてモトGPデビューを果たした。
2023年にドゥカティグレジーニに移籍し、2025年には兄マルク選手とタイトル争いの末、総合2位を獲得した。
プライベート選手が総合2位になるのは、2005年のマルコ・メランドリ以来久しぶりのことで、来年、アレックス選手はドゥカティ最新機が提供されることとなっている。
（参照サイト：『Mowmag.com』）
（Photo：Instagram）
