Screenshot『ダッリーニャ:早速、2027年レギュレーションのグレーゾーン模索中』
★2027年よりモトGPはコスト削減と技術の標準化のため新技術レギュレーションが導入され、エンジン(1000cc⇒800cc)やタイヤ(ミシュラン⇒ピレッリ)の他にも細かい変更が加えられる。
★ドゥカティのジジ・ダッリーニャ(ゼララルディレクター、エンジニア)は常に革新的なアイデアを生み出すことで有名である。
★先日、ダッリーニャ氏が豪メディア『MCnews』で次のように話した。
【新レギュレーション導入はコスト削減も目的の1つだが…】
「アメリカの関税問題などにより、今後数年、オートバイ市場は厳しい状況となりますからね。モトGPやレース全般において、コストを抑えることは重要でしょう。」
【技術面において、まずはどの辺に取り組んでゆく予定?】
「ブレーキシステム関連でしょうか…例えば、安全性向上のためにABS(アンチロック・ブレーキ・システム)のような物とかね。
これまでトラクションコントロールに関し、我々は多くを学んできたので…ABSにも応用できると思うんですよ。」
【来年から、ホールショットデバイス(スタート時に使用する下降デバイス)は禁止となるが…】
「車高の調整デバイスと言うのは、サスペンションのシステムに似てるんですよ。
だから、もし電子制御サスペンションが認められたら、車高の調整デバイスも使用可能になるでしょう…サスペンションにより確実に、マシンの重心をコントロールできるようになりますからね。
この辺は、けっこう手を入れて行ける分野だと思いますよ。」
【ところで、モトGPにおいてもAI(人工知能)について大いに議論されているようだが…】
「オートバイの場合、従来の物理シミュレーションモデルより、AIを活用した方が理解できる側面がいくつかありますから。
まぁ、物理シミュレーションモデルの方が優れている分野もあれば、AIの方が精度が高い分野もありますけどね。」
【各メーカーのエンジニアにとっては、新たな挑戦の始まり?】
「エンジニア陣にとっては、完全に白紙の状態から新たに作り直せると言うことは…最高のおもちゃを手に入れたようなものでしょ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)




