『カピロッシ:クアルタラローにマルケスはまだ倒せない』
★ローリス・カピロッシ(1990〜1991年125cc総合優勝、現在はレースディレクション一員)が、ファビオ・クアルタラローについて次のように語った。
【2019年はルーキーのファビオ・クアルタラローが大活躍していたが、今後、マルク・マルケスにとって手強いライバルになりそう?】
「端的に言って、実に悪魔的なシーズンを送ってましたね!
今年は誰の目から見ても、クアルタラローの才能がまさに爆発したと言う感じだったでしょ。今後も舞い上がらずに、地に足をつけて進んでいかなければ。
もうこれで大丈夫だなんて思ったら、アッと言う間にがっかりってことになりかねないから。まだまだ道は長いんですからね。
とは言え、クアルタラローが物凄い才能の持ち主だと言うことは確かでしょ。今シーズンのやり方を続けていけば、今後、ビッグリザルトを出していくでしょうね。
クアルタラローが早々にチャンピオン候補となり、マルケスのタイトル防衛を阻止する立場に立つことは間違いないでしょう。」
【クアルタラロー選手はモト3で表彰台2回、モト2でも表彰台を2回(※そのうち1回は優勝)獲得しただけだったが…モトGP初年度で表彰台7回、PP6回を取ると思った?】
「いや、まったく思ってませんでした!メインライダーになるなんて誰も思ってなかったでしょ。もちろん、あれで充分だったと思いますよ。昨シーズン、果たせなかったことと言えば優勝だけなんだから。
大体において最速の走りを見せていたが…まぁ、毎回、運悪くマルケスに阻まれてしまってね。最終コーナーでマルケスを敗るなんて容易なことじゃないでしょ。
それでも、何度も優勝に迫りはしていたから。迫力のあるライダーだし、キャラも立ってますよ。そのうえ、まだ若いですからね。まだまだ伸びていけるでしょう。」
【ミザノやブリーラムではもう少しで優勝できそうだったし、マルケス選手もクアルタラロー初優勝を阻むべく全力を尽くしていたようだが…マルケス選手にとって、かなり驚異的な存在なのでは?】
「マルケスと言うのは世界タイトルを8回獲得し、そのうち6回はモトGPで取ってるライダーなんですよ。一方、クアルタラローはモトGPでまだ1勝も挙げてませんからね。
まぁ、マルケスにもクアルタラローが実に優秀なライダーだと言うことは分かったでしょ。ブリーラムでマルケスはクアルタラローに喰い付き、終盤で倒そうとかなりのリスクを負ってましたしね。クアルタラローは最終ラップで見事なブレーキングを駆使して対抗していたが、それでも勝てなかったわけで。
クアルタラローは実に優秀だが、ただ、2020年にマルケスからタイトルを奪うかもなんて話は、ちょっと時期尚早って感じですね。」
MOTOGP – Loris Capirossi elogia Fabio Quartararo, ma è presto per pensare di battere Marc Marquez: "Gli manca ancora la prima vittoria." https://t.co/12mwT1FhJT
— Corsedimoto (@corsedimoto) January 8, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
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カピちゃんらしい、辛めのコメントですね。
マルクもファビオもマシンと仕上がり具合で、差は僅かだし、ちょっとしたきっかけで体勢が変わるような気もしますが・・・
期待したってイイじゃん!
間違っても最終ラップ&コーナーで特攻しちゃだめだよw