『ジャーヴィス:ロッシが契約更改したら、ロレンソにシートはない』
★ヤマハのリン・ジャーヴィス氏(マネージングディレクター)が、先日、次のように話した。
「ホルヘ・ロレンソは今年、テストを何回かとレース参戦1回を希望していました。おそらく、自身にレース完全復帰をする気持ちが充分にあるかどうかを、確認したいと言う気持ちもあったのだと思います。
今なお、充分な速さを維持しているのかどうか、違和感なく、充分な戦闘力があるのかどうか…以前、ヤマハ機に抱いていたような信頼感を取り戻すことができるのかを確認したいと言う強い関心があったのではないでしょうか。
しかしながら、もしヴァレンティーノ(ロッシ)が現役続投を決め、ペトロナスと契約するならば、ヤマハにロレンソのシートはないでしょうね。
となると、もしホルヘが新たにフル参戦しようと思っているのならば、他のメーカーと交渉することになるでしょう。ドゥカティのように、いまだ選手のフォーメーションが決まっていないメーカーもあるわけだし。まだ1選手(ミラー)しか決まってませんからね。」
【ロレンソ元選手をヤマハ陣営に引き留めておくには、テストライダーとして契約更改することとなるの?】
「新たに契約するとなると、双方にとって利益なり価値なりがなければならないでしょうね。今、私に言えることは、このまま様子を見て、今年、テストを何日行えるかを確認すると言うことだけです。
現在、ホルヘとは1年のみの契約となっています。双方が満足するようならば、今後、話し合っていくこととなるでしょう。
ただ、新型コロナウイルスのせいで色々と変わってきてますからね。当社の大部分における財政状態も変わってしまいましたから。
同件については見直しの必要があるだろうし、秋頃に検討し直さなければならないでしょう。」
【テストチームの日本人スタッフ陣の渡航に制限があるため、来週のミザノテストにも参加できず、ロレンソテストライダーの出番もないようで…】
「ミザノで、ホルヘとうちのメカニック陣でもってテストができれば話は簡単なのでしょうけどね。ただ、具体的な目的もなく…試すべき新マテリアルもなく、エンジニア陣も不在の状態で、テストを行っても無意味ですから。
ホルヘにとっては、1日4〜5時間、トラックで走れるならば意味があるのでしょうけどね。しかし、新マテリアルもない状態でテストをしても仕方がないでしょう。」
Jarvis: "Lorenzo voleva correre, ma con Rossi non c'è posto in Yamaha": "Con la wildcard voleva scoprire se poteva tornare. Ora non sappiamo se proseguiremo per questioni di budget. Jorge dovrebbe parlare con Ducati o Aprilia se vuole correre di nuovo… https://t.co/F55osZPapJ pic.twitter.com/OZWkJVTqqI
— gpone.com (@gponedotcom) June 21, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
ロレンソ父が語る、「なぜペドロサのような小柄ライダーは最初から速いのか?」って話は有料『note』で!!
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厳しいご発言ですね
コロナ騒動による予算の組み換えの影響をもろに受けそうです